【おとな絵本】日本で一番有名な「のねずみ」のコンビ!? 『ぐりとぐら』

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子どもにワクワクや楽しさ、悲しさ、教訓などを教えてくれる絵本。大人になって読んでみると、また違った印象を受けることもあるかもしれません。夜眠る前に、雨降りの日に、もちろん晴れの日だって、絵本を読む時間はきっと貴重な時間となることでしょう。

というわけで、大人も子どもも楽しめる絵本の紹介をしていきたいと思います。

第3回は、なかがわりえこ作・おおむらゆりこ絵『ぐりとぐら』です。

言わずもがな有名な、そしてわが国の国民的キャラクターと言っても過言ではない2匹ののねずみたちの日常を描いた絵本。1963年に発表されて以来、日本だけでなく海外でも愛されているのだそう。

シリーズ1作目の『ぐりとぐら』のお話は、「ぼくらのなまえはぐりとぐら このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること ぐり ぐら ぐり ぐら」と、森にどんぐりを探しに行くと、大きな大きなたまごを発見し、かすてらを作ることにします。

でも、たまごは大きくておうちに持って帰れないので、材料やおなべをおうちに取りに行き、森でかすてら作りをはじめます。するといいにおいにつられて、森の動物たちがたくさんやってきて……。

たまごを発見する驚き、かすてらを作るための試行錯誤、ひらめき、ワクワク感。シンプルなお話だけど、そのすべてが詰まっていて、さらにリズミカルな文章でぐいぐい惹きこまれるんですよねー。

のほほんとした表情もいいし、「かすてら作り」も魅力的!

最後はぐりとぐら、たまごの殻のリサイクルも忘れません。さて、みなさんはたまごの殻で何を作ったか覚えてますか? 読んだことがない方も想像してみてください!

そういえば、彼ら「赤」と「青」のコンビの元祖かもしれません。青がぐりで、赤がぐらです。ちなみに、作者のなかがわさんと挿絵のおおむらさんは、実の姉妹なのだそうですよ。

なかがわさんは、『となりのトトロ』のオープニングテーマ「あるこう、あるこう、わたしはげんき〜」でおなじみの『さんぽ』の作詞もされています。

おうちでのんびり『ぐりとぐら』の日常に隠れた「楽しさ」を発見してみてください!


『ぐりとぐら』 なかがわりえこ作・やまわきゆりこ絵