今日(10月2日)、日本ハムがリーグ優勝を決め、栗山英樹監督が宙に舞った。


梨田昌孝・前日本ハム監督

日刊ゲンダイによると、栗山さんと梨田さんの違いは、中田翔の起用法にあるという。
栗山さんは、中田がいかに不振であっても、我慢しながらずっと4番で起用を続けた。結果、中田が成長したのだ。しかし梨田さんなら、中田を途中で見限っていただろうと。

中田がルーキーだった頃、試合に出場させないことで、プロ選手の厳しさを教えたのが梨田さんだったとボクは思っているが、そうではない見方もあるようだ。

いま梨田さんの心境はいかがか?

栗山さんがここまでやると想像していただろうか。複雑な心境だろうと推察する。いや、どなたかが書かれているブログのように、「自分にWBC監督の可能性はないのか?」と思案していて、日本ハム優勝など上の空かもしれない。

ちなみに、ボクは先日、WBC監督についての某ネットアンケートで、「その他」の欄に梨田昌孝希望と書いたのだけど。

斎藤佑樹・日本ハム投手

今季は開幕投手を務め、「持っているではなく、背負っている」と自ら語った。ところが、今季の成績はこれまで18試合、5勝7敗、防御率3.62。悪口を言うつもりはないけれど、お世辞にも「背負った」人の数字とは言えない。つい先頃は二軍に落とされもした。

いま斎藤の心境はいかがか?

そんな成績ながら、チームは優勝を決めた。歓喜の輪の中心に自分がいない経験はきっと初めてのことと思う。

新聞報道によれば、現在はポストシーズンに向けて鋭意準備中とのこと。ただまず大切なのは「マスコミ受けする発言」を封印することじゃなかろうか。きっとそんなことは百も承知なんだろうけど。