しまむら、機能性肌着などPB強化で業績好調 中国の出店計画は変更なし

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 「ファッションセンターしまむら」などを運営する株式会社しまむらの第2四半期決算が発表され、売上高、営業利益、経常利益、当期利益すべてにおいて前年同期比を上回った。全体の9割以上の売上高を占める「ファッションセンターしまむら」と「アベイル」はともに機能性肌着を中心にプライベート・ブランド(PB)商品の強化を図り、全体の業績を牽引している。

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 3月から8月までの業績は、売上高が前年同期比7.8%増の2,414億55百万円、営業利益は同11.2%増の215億66百万円、経常利益は同13.2%増の225億77百万円、当期利益は同21.7%増の130億37百万円と高い伸びを達成。国内は「ファッションセンターしまむら」の都市部出店や若者向けファッションを扱う「アベイル」の客層拡大と買上点数の増加、ベビー・トドラー用品を扱う「バースデイ」の広告宣伝強化などが後押しした。海外事業も好調で、台湾「思夢樂」の売上高はNTドルベースで前年同期比2.1%増の5億35百万NTドル(14億23百万円)。4月には上海に中国1号店の長風景畔広場店を出店しており、引き続き年内に数店舗を出店する計画は変えないという。

 しまむらは「全体能力の底上げ」を統一テーマに掲げ、異なる事業間の連携を強化。PBの機能性肌着「ファイバードライ」はしまむらの各事業間で共通の素材を使用し原材料を低く抑えている。生産管理を強化した「ファッションセンターしまむら」のPB販売額は前年同期比で6.6%増加し、デザインを若者向けにした「アベイル」の売上高は、同12.6%増の264億88百万円となっている。