うだつが上がらない若手社員3つの特徴

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 仕事の実力は本来年齢とは無関係のはずですが、それでも経験値の差が仕事に与える影響は無視できないものがあります。
 特に20代のビジネスパーソンの場合、まだまだ実務経験が少なく、先輩社員に後れを取ってしまう場面が多いはず。
 『なぜか「目にとまる人」になる100のルール』(福田稔/著、日本実業出版社/刊)は20代のビジネスパーソンに向けて、社内外の人から一目置かれる存在になるための100のルールが記されています。このルールを身につけているかどうかで、実力が伴わない若手社員の時期から周囲の人の目に止まる人材になれるか、うだつが上がらないままその他大勢に埋もれてしまうかが分かれてしまうのです。
 今回は本書の中から、この後者“その他大勢に埋もれてしまう人”の特徴を紹介します。

■仕事の「締切」さえ守ればいいと思っている。
 仕事の質が上司や先輩に劣るのであれば、せめて仕事をこなすスピードだけでも彼らに負けないようにしたいところですが、普通にやっていてはスピードでも百戦錬磨の彼らになかなか適うものではありません。
 ただし、仕事というものは終わり(締切)は決まっていても始まりは自分で決められるもの。いくらでもフライングが許されます。
 スピードで劣るならスタートを前倒しすれば、先輩よりも先に仕事を仕上げることも可能。仕事そのものの締め切りよりも先に自分の中で期限を決めてしまい、それに間に合うよう逆算して仕事にかかることが「仕事が早い」といわれる人の条件なのです。
 「締切」だけを意識していては、いつまでも仕事の段取りが身につかず、スピードでも先輩に追いつくことができないことは、わかっておいた方がよさそうです。

■通常業務はきちんと報告するが、細かい雑用は報告しない
 ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の重要性はいまさら言うまでもないことですが、上司から依頼された細々とした雑用となると、つい報告を怠ってしまいがち。
 こういう人に仕事を頼むのは、上司としても不安に感じるものです。
 細かい仕事まできっちりと完了報告を入れるだけで、上司からの評価は変わり、他の仕事も依頼しやすくなるはず。
 完了報告は、仕事を指示した人を安心させてあげる、思いやりの行為だと心得て、細かい仕事でも、忙しい時でも、確実に行うようにしたいものです。

■上司からの評価ばかり気にしている
 出世への意欲が高い人も、そうでない人も、上司から自分がどう評価されているのかが気にならない人はいないはずで、よほどのあまのじゃくでない限りは高く評価されたいと思っているものです。
 しかし、評価を上げようと上司に取り入ったり、上司ばかり意識して仕事をしていても評価は上がりませんし、仕事が楽しくなくなってしまいます。
 仕事を楽しみながら評価を上げていくための方法として、福田さんは「評価」より「評判」を意識することを挙げています。
 評価が上司からのものであるのに対し、評判は周囲の人々の評価が口コミで伝わったもの。つまり、顧客や取引先をはじめとした周囲の人々みんなを喜ばせようと努力していくことで、あなたの評判は上がり、結果的に上司からの評価にもつながるのです。

 今回紹介したものは、本書で取り上げられているルールのほんの一部。
 もし、この記事の内容に心当たりがあるなら、一日でも早く仕事で頭角を現せるよう、本書を参考に自身の働き方を軌道修正してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)