ポラスグループ 10年連続グッドデザイン賞受賞

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ポラスグループのポラテック(株)が手掛けた本社ビル『ウッドスクェア』と、同社デザイナーが設計をした個人邸2棟の計3点が、2012年グッドデザイン賞を受賞した。ポラスグループとしては10年連続受賞、総受賞作品は20点となった。
ポラテック(株)本社ビル『ウッドスクェア』(埼玉県越谷市七左町2丁目7番)は、「木に携わる企業として、木の良さを伝えたい」との思いから「木」の可能性を最新の技術で追求し、木で囲まれた優しく温かみのあるオフィスビルのデザインを実現。鉄骨を木で覆い耐火性を持たせた木質ハイブリッド構造躯体の構造美を露出することにより、木の力強さ、温かさを表現し、従来のオフィスビルの無機的なイメージを払拭した。ビル内のハイブリッド木組みの様子を外部からカーテンウォール越しに見せることで、建物の外観から斬新さと美しさを表現した。木質ハイブリッド構造を採用した建物では国内最大規模である。木部には国産(長野県東信地方産)のカラマツ間伐材を使用し、仕上材やオフィス什器にも国産材を使用するなど国産材の利用促進も図っており、オフィス機能に留まることなく、銘木などの展示室も併設し、近隣の子どもたちへ木の魅力を伝える役割も果たしているという(設計者・監理者 (株)ジェイアール東日本建築設計事務所、ポラテック(株)ポウハウス一級建築士事務所)。

また今回、同社デザイナーが設計した個人邸「『Slit House』〜スリットから街とつながろう〜」(埼玉県さいたま市)、「『前川の家』 〜内外において新しい風景を創出〜」(埼玉県川口市)も同時にグッドデザイン賞を受賞している。『Slit House』は、コミュニケーションとプライバシーという相反するニーズに対応、スリット壁がシンボルとなって、住空間と街をつなぐとともに、日照・通風も考慮し、風を巻き込んで住まいの中の空気を動かし、「設備」ではなく「自然」エネルギーを利用するデザインで生活環境を向上させている。他方、『前川の家』は、閉ざされた人工的な建物の中で、異質な空間を作らず、有機的で心地よい空間をデザイン。上に上がれば上がるほど自然光が降り注ぐ、まるで小高い丘の中を散策しているようなスキップ状の空間構成を採用し、屋上テラスが頂上となる開放的で豊かな空間としている。