2000万円をつくるためのマネー商品レシピ[手段を選ぶ編]
年金不安や少子高齢化、そのうえ景気低迷もあって日本人の将来不安は爆発寸前…。
自己防衛のためにも老後に備えての?貯蓄+資産形成〞が必要不可欠な時代になっている。
「いったい、いくらあれば大丈夫なの?」という難問解決に『ネットマネー』が総力を挙げて挑戦!
60〜80 代の老後20年間に最低限必要な「老後マネー」のつくり方を徹底究明する!

投資元本をつくったら、利回りとリスクを天秤にかけつつ、効率よく資産を増やしていく必要がある。投資信託、日本株、REIT、優先出資証券などをリスクとリターン別にマトリクス化してみた!

「ここ10年のTOPIX(東証株価指数)の実績を見ても、小型株のパフォーマンスが中・大型株に比べて圧倒的にいい。小型株にはオーナー企業が多く、自分の会社を大きくしたいという思いが強い。長期的な成長性を狙うなら、第2のソフトバンクや楽天といわれる元気なオーナー企業が有望だと思います」

金を代表とするコモディティは他の資産との相関は低いが、変動性が大きく、需給で大きく相場が動く。内藤さんは「無理して組み入れなくてもいい」とアドバイスする。

資産規模に応じた金融商品のレシピを作ることも重要だ。最初は少額資金から買える投信が中心。少しずつ資産が増えるにつれて高配当株やREITなども組み入れていく。その際、重要なのはリスクとリターンのバランス。資金が300万円を超えたら、その大半は低リスクの高利回り商品にプール。一部の資金でハイリターンを狙う。

「体さえ健康なら、65歳でも70歳でも働けます。一生を通じて幸せな人生を送るのが一番大事だと思います」





内藤 忍
クレディ・スイス証券プライベート・バンキングディレクター

信託銀行、外資系運用会社に勤務後、マネックス証券の設立に参加。マネックス・ユニバーシティ社長を経て現職。シリーズ10万部を超える「内藤忍の資産設計塾」など著書は20冊以上。丸の内朝大学などでの講座も人気。


―--
この記事は「WEBネットマネー2012年11月号」に掲載されたものです。