高速トリビア (31) あらゆる人に使いやすく! まさかの時に頼りになる「非常電話」

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高速道路の非常電話は、受話器を上げるだけで自動的に道路管制センターに伝わります。

道路管制センターについては、以前ご紹介いたしましたが、覚えていらっしゃいますか?道路管制センターは、NEXCO東日本管内では札幌・仙台・新潟・岩槻の4カ所にあります。

関東地域で非常電話を使用した場合は、東北道・岩槻IC近くにある道路管制センターにつながります。

もちろん料金はかかりません。

非常電話ですが、通常の高速道路では1kmおき、トンネルでは200mおきに設置されています。

また、SAとPAにも設置しています。

関東地域の高速道路には、約4,300台の非常電話を設置しています。

最も多いのが上信越道の819台です。

トンネルが多いため、設置台数も多くなっていることが理由です。

非常電話は、受話器を上げるだけで道路管制センターにつながるだけでなく、現在地を通報できるようにもなっています。

最近は携帯電話からの通報も増加していますが、気が動転しているためか、現在地を正確に伝えることが出来ないケースも少なくありません。

そのため、NEXCO各社はできるだけ非常電話を使うことを推奨しています。

会話が不自由な方や、日本語が使えない方でも通報ができるように、非常電話にはボタンを押すだけで状況を伝えることができる機能を備えています。

また、通話以外に「故障・事故・救急・火災」の4種類のボタンがあります。

非常電話は受話器を上げれば自動的に現在地が分かるので、あとはボタンを押せば道路管制センターに最低限の必要な情報が伝わるのです。

連絡を受けた道路管制センターでは、消防や救急車などの手配を行うとともに、黄色いパトロールカーの交通管理隊を、迅速に現場に急行させて初期対応にあたります。

一方で電話を警察や修理業者へ取り次ぎます。

ここまでが、非常電話による通報から初期対応までの一連の流れです。

さらに道路管制センターは、事故等の影響による道路状況を情報表示板やラジオでドライバーに知らせます。

こうした緊急事態に対応するためのさまざまな連携が、一本の電話から始まるのです。