「ヨガ大王」逮捕の直前映像 住民総出動で街はさらながら運動会

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韓国で今月17日、留置場のわずか15センチの隙間から脱走した前科25犯のチェ・ガプポク容疑者。長い刑務所生活中に脱走するためのヨガ技術を磨いていたことから「ヨガ大王」というあだ名を持ち、日本でも各メディアが報じたことから一躍有名となった。

そんなチェ容疑者を逮捕する直前をとらえた防犯カメラの映像が、27日に公開された。しかし、映像にはチェ容疑者が逃げる姿だけではなく、チェ容疑者を捕まえるべく住民が総出動する光景が映し出されており、その様子はまるで運動会か何かが行われているかのような賑わいだった。

報道によると、チェ容疑者は脱走後、同国南東部の慶尚南道・密陽に逃げ込んだ。防犯カメラには、アパート団地に走って逃げ込み、20分後に何人もの男性が慌ただしくアパートの周辺を捜索する様子が写っている。男たちは密陽の住民と警察で、手には棒などを握っている。

この時、チェ容疑者は屋上で段ボールをかぶり、身を潜めていた。「ヨガ大王」と呼ばれるだけあって隠れ方も上手かった。住民らはなかなかチェ容疑者を見つけられず、気がつけばアパート周辺は人だかりに。密陽の男性全員が捕獲に乗り出しているのではないかというほどの状態で、これを伝えたキャスターも「ウォーキング大会や市民集会が行われているようですが、実はチェ・ガプポク容疑者を捕まえるために押し寄せた密陽の住民の姿です」と説明している。

周辺を散々捜索しまくった住民たちは、ついにアパート内部の捜索を開始。そしてついに、6日間逃亡したチェ容疑者は御用となった。

だが、なぜこんなにも密陽の住民が犯人捕獲に動いたのか。実は、チェ容疑者には1000万ウォンの賞金が掛けられていたのだ。多くの住民が捜査に協力しているため、最終的に誰の手に賞金が渡るのかは不明。だが、捕獲に参加した密陽の住民全員が、捜査に大きく貢献したのには間違いないだろう。

参照:JTBC(「ヨガ大王」逮捕の直前映像)
参照:慶北毎日

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