消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (12) ネットで比較するだけで、”生命保険料”はみるみる安くなる

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家電の販売価格がヤマダ電機とビックカメラで違うように、生命保険も同じ種類なのに、どこの保険会社のどんな商品を選ぶのかで保険料は異なる時代になっているのをご存知ですか? しかも、保険は長く払い続けるものなので、月500円の違いでも、1年間で6000円、10年間で6万円、30歳から80歳までの50年間掛け続ければ30万円もの差になります。

比較して選ぶ。

たったそれだけで、同じ保障を効率よく得ることができるのです。

では、大手保険比較サイトの保険料シミュレーターを使って検証してみましょう。

「30歳男性、定期保険、保険期間10年、保険金額1000万円」の各社月額保険料は次の通りです。

A社のa保険…4,050円(保険金額1000万円・期間10年)※災害死亡5000万円B社のb保険…2,380円(保険金額1000万円・期間10年)C社のc保険…1,840円(保険金額1000万円・期間10年)D社のd保険…1,530円(保険金額1000万円・期間10年)E社のe保険…1,328円(保険金額1000万円・期間10年)C社のf保険…1,310円(保険金額1000万円・期間10年)※C社のネット専用保険A社のg保険…1,140円(保険金額1000万円・期間10年)※非喫煙優良体料率(月額保険料は2012年9月26日現在)A社のa保険とg保険の月額保険料の差はなんと2,910円! 同じ保険会社の同じ種類の保険なのに保険料は2倍以上になっています。

10年間では34万9200円の違いです。

これって、スゴイことだと思いませんか?g保険は非喫煙優良体料率といって「煙草を吸わない、かつ健康状態が良好な水準を保っている人」の保険料で、かつ、a保険は不慮の事故でなくなったときに5000万円の死亡保険金が受け取れる違いはあります。

しかし、病気で亡くなった時はどちらも1000万円の保険金です。

どんな商品を選択するかで、保険料はこんなにも違うのです。

g保険はノンスモーカーでなければ利用できないので、煙草を吸っている人であればa〜fから選ぶことになります。

それでも月額保険料の差は2,740円です。

10年間で32万8800円! 比べて選ぶ。

そのひと手間を加えるだけで、3日分のランチ代が浮くことになります。

死亡保障が3倍の3000万円なら?その差は歴然ですね。

保険はイザというときに頼りになるものでなければいけません。

しかも、大半の場合は10年以上の長きにわたり保険料を払い続けます。

保険料や保障内容をチェックすることはもちろんですが、保険会社が健全に運営されているかも保険を選択する上で重要なポイントになります。

保険比較サイトなどの保険料シミュレーションで2〜3商品に絞ったら、各保険会社のホームページにアクセスして「企業情報」の「主要業績のお知らせと推移」または「ディスクロージャー」をチェックしてください。

保険料等収入や保有契約が順調に増えているか、格付けやソルベンシーマージンは安定した水準を保っているかを調べれば、その保険会社の体力がみえてきます。

インターネットの進歩により、生命保険の保険料が容易に入手できる時代になりました。

大半の保険会社ではホームページ上で主力商品の保険料試算ができるようになっていますが、各社サイトにアクセスして1つ1つ試算するのは時間と労力がかかります。

そこで活用したいのが「保険比較サイト」です。

大半のサイトでは、年齢と性別を入れるだけで簡単に複数社の保険料を一覧で確認することができます。

利用料は無料です。

全社の比較ができるわけではありませんが、当たりをつけられるという点でたいへん重宝しますよ。

主な保険比較サイト(2012年9月26日現在 著者調べ)