インテリア文化研究所 壁紙セミナーに約100名が参加

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インテリアビジネスニュース(本紙)連載「インテリア閑話」でお馴染の本田榮二氏が代表を務めるインテリア文化研究所では、このほど壁紙に特化したセミナーを、LIXILグループ銀座ビルで開催、壁紙関連企業を中心とする業界関係者約100名が参加した。当初の定員(60名)を大幅に上回るなど、熱気溢れる中での開催となった。

セミナーは2部構成で行われ、第1部は「グローバル時代の壁装業界を勝ち抜く企業と脱落する企業」と題して本田氏が担当、第2部は「有力ブランドメーカーの壁紙デザイン徹底分析」と題してColor Design Firm mami主宰の網村眞弓氏が担当した。
本田氏は、世界や日本の社会情勢やインテリア市場の動向をはじめ、壁紙市場規模の予測や壁紙業界の問題点、その解決に向けた施策などを提案、特にリフォーム市場拡大を目指して「フリース壁紙」を普及すべきとの持論を展開した。またグローバル化に対応して、日本のインテリア企業も海外市場への進出は不可欠とし、特に住宅市場が拡大している中国市場への進出を図る必要があると提唱した。一方の網村氏はデザイン面から壁紙市場を分析、現状のカラー・デザイン傾向から近未来のトレンドカラー予測、世界の壁紙デザイン分析など専門家ならではの鋭い指摘を行った。さらに日本の壁紙市場の現状について、白一辺倒になっている日本は、世界的にも特異な存在であり、グローバル化に向けて変化が必要と説いた。
「壁紙」という限られたテーマの中でも、幅広く豊富な情報を提供し、参加者を大いに満足させた。