睡眠に不満を持つ「睡眠難民」急増中。就寝3時間前からの習慣が快眠への道

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花王が協賛する「血めぐり研究会」は、「睡眠」と「血めぐり」の関係に着目し、8月15日から17日にかけて全国の20〜50代の男女800名を対象に調査を実施した。

まず、「睡眠に不満があるか」という質問に対し、439名が「ある」と回答。

そのうちの約8割強が、睡眠に対して「何らかの対策をしている(いた)」「対策方法が分からないので何もしていない」と回答した。

睡眠に不満足で、何らかの対策をしているが改善できていない、あるいは対策方法が分からない「睡眠難民」が多くいることが明らかとなった。

また同調査では、身体の「冷え」を感じている人の約7割が睡眠に「不満足である」と回答した。

その他にも「肩こり」など、血めぐりの悪さが原因と考えられる身体の不調を感じる人の過半数が睡眠に対して「不満足」と回答。

「血めぐり」が睡眠の質に影響をおよぼしていることが分かった。

また、日頃ストレスを感じている人の約7割も、睡眠に不満足であると回答している。

また、睡眠に不満足を持つ人に就寝直前の行動について聞くと、「パソコンの操作」、「テレビ/ビデオを観ている」が6割、「携帯電話やスマートフォンを操作」が4割だった。

睡眠の専門家であるスリープクリニック調布院長 遠藤拓郎先生によると、「夜9時を過ぎると睡眠に必要なメラトニンの分泌が始まるが、その時間にパソコンやテレビ、携帯などの強い光を浴びると睡眠の妨げになる」とコメント。

就寝前の習慣が「睡眠難民」化に拍車をかけているようだ。

遠藤先生は「睡眠難民」脱却のカギは“深睡眠”にあるという。

“深睡眠”とは寝てから3時間の間に多く出る睡眠のことで、身体や脳の休息(修復)や身体の成長など、身体の機能を維持するための重要な役割を担っている。

深睡眠には就寝前の上手な“体温調節”が大切で、寝る前に身体を温め、心と身体をリラックスさせることが大事だという。

「血めぐり研究会」では、寝る前に入眠前のリラックス方法として「寝る3時間前の食事、寝る2時間前の入浴、寝る1時間前の入浴」で身体を温めることを提案。

その上で、就寝30分くらい前に首元や目元を優しく温め、身体をリラックスさせるのが良い、としている。