世界へ羽ばたく会社の社長に聞く、海外展開する企業で求められる人材とは?

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日本のみならず、海外で事業を展開する企業が増加している現在、ビジネスの国際化は加速している。

これは、日本の少子高齢化問題やGDPの低下などが背景にあるといわれており、いつ自分の会社が海外展開してもおかしくない時代が到来している。

では、海外展開する企業では、どのような人材が求められているのだろうか。

『異業種トップ対談:アルビレックス新潟シンガポール×バリューコマース』と題して、成果報酬型広告「アフィリエイト広告」を中心としたインターネット広告の配信ならびにコンサルティングサービスを提供しているバリューコマース 代表取締役社長執行役員 飯塚洋一氏と、アルビレックス新潟シンガポール CEO 是永大輔氏に、海外展開するにあたり、求められている人材について語っていただいた。

――飯塚社長はフランス留学やアフリカ・中東など、海外駐在歴もあるとのことですが、その時の経験を教えて下さい。

飯塚氏「私の父は商社マンだったので、幼少から海外になじみがありました。

ですので、とくに抵抗はありませんでしたね。

中東勤務は予想外でしたけど、さまざまな経験ができたのは、自分の人生の中で大きかったです」――是永社長はモバイルを中心としたサッカージャーナリストとして活躍されていたそうですが、どのような経緯でサッカーチームのCEOに就任されたのでしょうか。

是永氏「前任者が辞めるということで、新潟の関係者の方から誰かいい人はいないかと聞かれたのです。

すかさず手を挙げ、それから話はとんとんと進み、話をいただいてから半年もたたずにシンガポールへ行きました。

実はそれまで、シンガポールへは行ったこともなかったんですけどね」――海外経験のあるお二人からみて、若者の海外離れが叫ばれている現状についてどう思われますか?飯塚氏「環境が整っているにもかかわらず、日本人はなかなか海外で働きたがらない。

これからは、企業も海外を視野にいれてビジネスをします。

そういった中で、若い人には、もっとチャレンジ精神を持ってほしいですね」是永氏「若い人が海外に行きたがらないことが心配です。

中学レベルの英語ができるのなら、『英語を話せる』と言っていいと思うのですが、日本人に英語が話せるかと尋ねても、堂々と手を挙げる人がほとんどいない。

高度な英語が喋れることよりも、マインドが重要だと思います」飯塚氏「確かに、文法がわからなくても、熱意があれば、外国人との会話は成立します。

日本人はきちんと話せなくてはいけないという意識が強く、一歩踏み出せない人が多い。

例えば、会社で外国人との懇親会を開いても、日本人は恥ずかしがって参加しない人が多い。

もっと積極性を持ってほしいです」飯塚氏「アルビレックス新潟シンガポールを特集したサッカー番組を拝見しました。

是永さんの指導で、何歳で何をしているかなど、未来年表を選手の皆さんに書かせるそうですね」是永氏「これは経験からのアイデアなのですが、自分は20歳のときに、目標を100個ほど箇条書きで書きました。

日本と海外のかけはしになりたい、サッカークラブの社長になるなど、当時の自分の置かれている環境からすれば夢物語ばかり。

けれど、ほとんどの夢は叶いました。

この経験から、選手たちには自分の目標や夢をできるだけ細かく書くように指導しています。

きれいな奥さんがほしいとか、年棒はいくらほしいとか、内容は具体的であれば、何でもいいのです。

また、上昇志向が重要で、書くことでそれらを磨いてほしいと思っています」飯塚氏「欧米人はマインドが高いですよね。

若くして成功したい人もいれば、普通に暮らしたい人など様々ですが、考え方は違っても、必ず何か目的を持っている。