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キラキラ輝く太陽、抜けるような青空。一年中、温暖な気候に恵まれる、アメリカ西海岸カリフォルニアのアナハイム。サンフランシスコやラスベガスと並んで、ビーチや高級ショッピングモール、ワイナリーなどが点在し日本からの旅行者に人気のディスティネーションであるロサンゼルス、そこからさらに南東へ45kmに位置するこの街は、近くにハンティントンビーチやニューポートビーチ、ラグナビーチといった個性的なビーチエリアが広がり、島のほとんどが自然保護区に指定されている美しいカタリナアイランドなど観光名所も多い。このアナハイムには、もう一つ忘れてはならない一大エンターテイメントスポットが存在する。それは、1955年に誕生した世界初のディズニーランド・パーク「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」。そうアナハイムは、世界におけるディズニーランド生誕の地。世界中のディズニーランドファンに与えられているすべての夢はここから始まった。一歩足を踏み入れれば、まるで夢の魔法にかけられたかのように、大人もこどものように思わず興奮したり、感動したり、はしゃいだり!そんな、一度は行ってみたい、ディズニーワールドの原点とも言えるカリフォルニア ディズニー・リゾートに早速トリップしてみよう。

大人も子どもも一緒に楽しめる不朽の遊園地、ディズニーランドに込められた
クリエイター、ウォルト・ディズニーの想い

1901年にアメリカ・イリノイ州シカゴに生まれたウォルト・ディズニー、本名ウォルター・イライアス・ディズニー(Walter Elias Disney)(左写真)は、言わずとしれたミッキーマウスの生みの親であり、ディズニーランドの創設者。カリフォルニアにあるディズニーランド・パークは、実はウォルトが自ら構想・指揮して誕生した、世界初のディズニーランドでもある。ディズニーランド誕生にまつわるウォルト自身のこんな逸話が残っている。彼はよく幼い2人の娘を連れてカーニバルや動物園、遊園地に遊びに行っていたという。ところがあるとき、娘たちは回転木馬に乗って楽しんでいるのに、自分はベンチに座ってポップコーンを食べるだけという状況に気づき、なぜ両親と子どもたちが一緒に楽しめる場所が存在しないのかと、それを造るべきではないかと考えた。それがディズニーランド計画の始まり。その後、ウォルトは彼自身のポケットマネーでデザイナーを数名雇い、15年という長い年月をかけて、1955年カリフォルニア州アナハイムにディズニーランドを開業させることとなった。生涯にわたり、次々と新しいエンターテイメントを生み出していったクリエイター、ウォルト・ディズニーは、一躍話題になったディズニーランドに押し寄せた人々に対して、こう語ったという。「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」。そしてその言葉通り、ディズニーランドは50年以上経った現在も、ウォルトの意志を引き継いだディズニー・イマジニアたちの斬新で新しい発想と創造力で、世界中の人々を驚かせ続けているのだ。カリフォルニア ディズニーランド・リゾート内には、ウィルト・ディズニーゆかりのスポットが点在しており、いたるところでウォルト・ディズニーの息吹を感じることができるだろう。

2つのパークと3つの直営ホテル
エンターテイメントスポットのダウンタウン・ディズニーが展開する一大リゾート

ここカリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、オリジナルのアトラクションやハイレベルなエンターテイメントが充実した「ディズニーランド・パーク」と、2001年に誕生した世界で唯一カリフォルニアをテーマにした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのテーマパーク、3つのディズニー直営ホテル、その間をエンターテイメントスポット「ダウンタウン・ディズニー」が結ぶ一大リゾート。
左:ジャングルの中を探検するアドベンチャー「ジャングルクルーズ」は人気のアトラクションのひとつ、中央:ディズニー・キャラクターが勢ぞろいする、こどもから大人まで楽しめるパレード、右:ダウンタウン・ディズニーのショップでは、ディズニーとコラボレーションしたファッションアイテムなどが並ぶ。 

足を踏み入れたならまず、一日ではとても遊びきれないほどの広大なスケールに圧倒されることだろう。2つのテーマパークは歩いて移動できる距離にあるので、両パークを自由に行き来して、話題のアトラクションやショーを思い切り楽しんで見るといい。世界中のディズニーランドのなかでもリゾート内をすべて歩いて移動できるのはここだけなのだ。治安も良く、女性やファミリーでも安心して夜遅くまで遊ぶ尽くせるところもおすすめのポイント。

カリフォルニアの大自然やビーチ・カルチャー、ワインを楽しめる!
世界で唯一カリフォルニアをテーマにしたディズニー!


2つのパークのうち、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークは、カリフォルニアの大自然やビーチ・カルチャーなどをテーマにした他には類を見ないディズニーのテーマパークだ。エキサイティングなローラコースターなど爽快感あふれるアトラクションのほか、ハリウッドを彷彿とさせる映画がテーマのエリアやここだけにしかない昆虫の世界を表現した「バグズランド」エリアなどもある。パーク内にある美しい水際の景観を堪能しながらお散歩するだけでも大満足!ワイン片手に散策、なんて大人のディズニーランドの楽しみ方もここならでは。「ゴールデン・パインワイナリー」では、カリフォルニア・ワインを育てているブドウ畑の横にワインをテイスティングできるエリアが設けられているので、飲み比べをしながらお好みの銘柄を発見できるかもしれない。本格的にワインを楽しみたい人には、カリフォルニア料理とワインが揃うレストラン「ヴィンヤード・ルーム」がおすすめだ。

上:「ゴールデン・パインワイナリー」では、カリフォルニアワインのテイスティングが楽しめる。

続々と誕生するホットスポットが目白押し!
2012年の年末は、ディズニーランドでカウントダウン!


そしてここを代表するディズニー史上最大のナイトウォーター・エンターテイメントが、2010年6月に登場した「ワールド・オブ・カラー」。レーザー光線、炎、霧、サウンド音響を融合させディズニー映画の名場面や音楽など、さまざまな色彩が織りなす特殊効果を巧みに組み合わせ、臨場感あふれるダイナミックな迫力で展開する25分間のショータイム!カリフォルニアのディズニーランドを訪れたら見逃せないエンターテイメントのひとつだ。

右:幻想的な光とレーザー光線のイリュージョンが繰り広げられる「ワールド・オブ・カラー」。

2007年に大掛かりな拡張プロジェクトが発表されてから、「ワールド・オブ・カラー」など、毎年魅力的なアトラクションやショーを次々にオープンし、パークにさらなる興奮をもたらすホットなニュースが目白押しのカリフォルニア・ディズニーランド。この夏には、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに新しいテーマパーク「カーズランド」や、ブエナビスタ・ストリートなどディズニーの最新スポットが続々と誕生している。ディズニーファンならずとも、ぜひこれは訪れておきたいと思うところだが、年間を通して様々なシーズナルイベントを開催しているここでは、これからの時期におすすめなのが、パーク全体がホリデー一色に染まって、とりわけ華やかに賑わうクリスマスシーズンと年末年始の時期。大晦日は、朝から深夜までめいっぱいパークを満喫できるお得な一日。新年を祝う花火を眺めながら、ハッピーな年明けを迎えてみてはいかがだろう。

左:ディズニー・ホリデー・マジック。ホリデー・シーズンは、ディズニーランドの「眠れる森の美女の冬キャッスル」が11月中旬〜1月上旬までの間、雪化粧されて美しくライトアップ。右:2011年のクリスマスには、クリスティーナ・アギレラがパフォーマンスを披露した。

>>「We Love Disney!in SOUTH CALIFORNIA Vol.2 New&More Exciting! 新テーマランド「カーズランド」グランドオープン」へ続く

カリフォルニア ディズニーランド・リゾート

ロサンゼルス空港から直行バスで約45分。各ディズニー直営のリゾートへはディズニーランドエクスプレスが運行。日本語でチェックインのアシストをする送迎サービスやブルーのミニバン(英語ドライバー)で予約できる各種サービス有り。
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