9月なかば、原宿の高級マンション内で殺人事件が起きた。
 住人・榊みどりさん(38)と長男の駿之佑(しゅんのすけ)ちゃん(5)が遺体で発見されたのだ。行方不明になっていた同居男性(61)のベンツワゴン車は、長野県茅野市豊平の山中にある駐車場で見つかり、本人も遺体で発見された。
 「男は飲食店経営主だったが、7000万円の借金を抱え、店も閉店中でした。榊さんは男性の愛人とみられ、業績悪化から男が無理心中をはかったとみていいでしょう」(一般紙社会部記者)

 事件の捜査段階で話題になったのが、現場となった高級マンションがあるJR原宿駅周辺の不動産オーナーたち。
 「あのマンションは海外投資ファンドが購入した物件が多いが、この近辺には高田純次のように個人的投資で買っていた物件も目立ちました」(不動産関係者の一人)
 高田が購入していたのは、事件物件から少し離れた場所に立地しているマンションで約100平方メートルといった小部屋。

 そんな物件が買えるのもCMなどの仕事が順調のためとみてよかろう。さらに、ここにきてレギュラーが増えているせいともっぱらだ。
 目下、ラジオやテレビでのレギュラーは『PS』(中京)『ぴったんこカンカン』など7本。1本推定100万円として週700万円、年換算だと3億円余りになる。
 CMもホンダ、アサヒビールなどの大手が入っており合計10本。推定1本4000万円のため、これだけでも4億円余となる。高田が連夜、銀座を飲み歩いているという情報もまんざら嘘とはいえないだろう。

 それにしても、60代なかばでも意気軒昂でリッチとはうらやましい限りである。