23日(日・現地時間)にストライクフォースより、29日(土・同)にカリフォルニア州サクラメントのパワーバランス・パビリオンで行われる予定だった大会がキャンセルされるという発表があった。

ストライクフォース世界ライト級王者ギルバート・メレンデス×挑戦者パット・ヒーリー戦をメインイベントに据えた同イベント、その王者メレンデスがトレーニング中に負傷し、試合出場が不可能となったことを受け、SHOWTIMEがTV中継を取りやめることを決定した。その結果、ストライクフォースはイベント開催自体を取りやめることを決めた。

UFC151に続き、メジャーMMAイベント=ズッファの大会が月に2度目の開催を取りやめるという、まさに異常事態に際し、ストライクフォースのスコット・コーカーは、「TV中継というパートーナーの存在なしに大会を取り仕切ることは単純に不可能だ。ギルバートが早急に回復することを願っている。そして、この大会で組まれるはずだった他の選手の試合を、他の大会に組み入れるためにすぐに動き始めたい」と語っている。

同リリースでは、メレンデスの負傷箇所に関して触れられていない。また、日本から出場する廣田瑞人は、すでに米国入りをしていたという情報も伝わっている。

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