まだガラケー!? 「マダガラ女子」が望むのはやっぱりアレ

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AppWoman読者の多くが、スマートフォンユーザーだと思います。私の周りの女性でもスマートフォンユーザーが増加中ゆえ、今はフィーチャーフォン(いわゆるガラケーのこと)よりスマホを持っている人の方が多くなってきているのではないかと思っていました。しかし、ある調査によるとその逆で、今でもガラケーユーザーが圧倒的に多いようなのです。

ハー・ストーリィが20〜40代の女性500人を対象に、スマートフォンに対する調査を行いました。その結果、全体の8割が「マダガラ女子」、つまり現在もまだガラケーユーザーであることが判明。ガラケーユーザーのうち56%の人が将来はスマホデビューしたいと考えているそうですが、根強いガラケーユーザーも多数いることが分かりました。

これは個人的な感覚ですが、少し都市部から離れた場所に行くと、スマホよりもガラケーを使う女性を多く見かける気がします。先日、ライター仲間と話している時もその話題が出て、「もしかしたら、都市部以外の地域に住んでいると、操作性の違いに苦労しながら高い機種代を払ってスマホに変える必要性を感じないのかもしれない」という意見が出ていました。

スマホデビューするならどんな端末がいいですか?という質問に対してはiOS端末が圧勝という結果に。iPhone5の発売やiOS6へのアップデートなどの話題で連日もちきりとなっており、その姿を見て「私も買い替えるならiPhone!」と思う人が続々と増えているのかもしれません。

ちなみに、現在ガラケーユーザーがどのキャリアで携帯電話を利用しているのか調査したところ、1位はdocomo(48%)、2位はau(24%)、3位はsoftbank(24%)という結果に。スマホに乗り換えるならiPhoneがいいという気持ちがあるものの、docomoからiPhoneが発売されていないということが「マダガラ女子」でい続けるひとつの理由かもしれません。わざわざキャリアを変えてメールアドレスや月額料金が変更になってまで機種変更するのはどうだろうか、と躊躇する気持ちが垣間見えるように思います。

ガラケーには、シンプルで分かりやすい操作性、電話をかけやすい形状、デコメ送信がラク等のメリットもあります。スマホとガラケー、どちらが優れているかは人それぞれ。とはいえ、すっかりスマホ生活に慣れてしまった私、ついついスマホの良さを強烈プッシュしたくなっちゃうのでありました。

女子中高生のiPhone率が増加中

【参考】

※ HERSTORY:女性生活者500人に聞いた『ガラケー女子のスマホ意識調査』

(ライター:鉢須祐子