日韓が竹島問題などを背景に緊張を高める中、日本国内ではK−POPなどの韓流を排斥するともに、J−POPを”日流”として世界に広めようとする動きが高まっていると紹介した。複数の韓国メディアが21日、報じた。

 韓国メディアは、「J−POPで “日流”の展開に乗り出した日本政府」などと題し、日本が韓流を模したJ−POPを海外に展開しようとしていると伝えた。

 日本のオリコンビズオンラインは17日、日本政府がJ−POPの海外展開に乗り出したという記事を掲載したと紹介。日本レコード協会が「韓国が政府による計画と支援に支えられ、韓流の成功を収めたように、自国政府が日本音楽をサポートしなければならない」と絶えず要請し、最終的に日本政府も動いた。韓国メディアは、これについて”日流”は、韓流をベンチマークしたものと説明した。

 一方、日本が韓流を意識してJ−POPを再編し、”日流”を起こしたいという野心的な計画が見られる中、韓国人歌手PSY(サイ)は「江南スタイル」を世界的に大ヒットさせたと伝えるメディアもある。

 このもう一つの韓流は、”日流ブーム”を造成しようという計画に衝撃を与え、当分の間、韓流は”日流”にとって越えられない壁のままだろうとの見方を示した。(編集担当:李信恵・山口幸治)