『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は”究極のジョジョゲー”となりえるのかッ! - TGSの奇妙な発表会まとめ

本記事では、大盛況となった『ジョジョ』ステージの発表内容をお伝えしたい。
ステージには、バンダイナムコゲームス『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』のプロデューサー新野範聰氏と、現在、荒木飛呂彦氏が『ウルトラジャンプ』にて連載している『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』編集担当の集英社・山内智氏、そして本ゲームの開発元であるサイバーコネクトツーのディレクター松山洋氏が登壇。
プロモーションムービー第2弾、ゲームの声優キャスト、ゲームシステムなど新情報が続々と明らかとなった。
岸辺露伴に扮して異様な雰囲気を漂わせていた松山氏は、登場するなり”ジョジョ立ち”をきめ、開口一番で「こんなに楽しい仕事があっていいのか! そういうノリでやっています!」と興奮が抑えられない様子。
また、山内氏は荒木氏からの「ゲームをしている人を見て思うのは、ゲームっていろんなところが頑丈にできているなということ。
こんなに激しいバトルをやっても壊れないんだから」というメッセージを読み上げれば、松山氏も「ゲームはクレイジーダイヤモンドと同じくらい砕けないですからね! ちっぽけな根性が実にタフです!」と見事な”ジョジョ語”で切り返す。
終始このようなテンションでステージは進んでいった。
まず、今回新たに発表されたPV第2弾では、空条承太郎、ジョセフ・ジョースター、ワムウ、ジャイロ・ツェペリの4人がボイス付で登場し、新たに花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、ジョルノ・ジョバァーナ、グイード・ミスタの参戦も確定。
ムービーのラストでは、ジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」が矢に貫かれ「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」に進化するシーンも描かれていた。
そして、気になる声優陣がここで明らかとなる。
現時点で確定しているPart1〜Part7、各作品からの参戦キャラと声優は以下のとおりだ。
ジョナサン・ジョースター(CV:興津和幸)ジョセフ・ジョースター(CV:杉田智和)ワムウ(CV:大塚明夫)空条承太郎(CV:小野大輔)東方仗助(CV:羽多野渉)ジョルノ・ジョバァーナ(CV:浪川大輔)空条徐倫(CV:沢城みゆき)ジョニィ・ジョースター(CV:梶裕貴)ジャイロ・ツェペリ(CV:三木眞一郎)松山氏は『ジョジョキャラクター』に命を吹き込むべく、キャスティングには特に時間を割いたといい「お一人お一人がぴったり。
おかげでキャラクターがすぐそこにいるかのような出来になった」と太鼓判。
また、3DCGグラフィックについては、各Partによってさまざまに変化する荒木氏の絵のタッチも”自分がジャンプで読んでいた時のジョジョ”が想起できるように再現されているという。
松山氏はこれらの要素を含めた”ジョジョ・ワールド”の構築について「名シーン、名ゼリフ、名擬音、名ポーズ」の4つを挙げている。
シェーディング技法は「ジョジョ・シェーディング・レクイエム」と名づけるほどのこだわりようである。
来場者もうなづきで絶賛の意を表現していた。
そして、ゲームシステムについては「ハートヒートアタック」という必殺技に加え、「グレートヒートアタック」というさらに強力な必殺技が明らかとなった。
「ハートヒートアタック」は体力ゲージの下にある「ハートヒートゲージ」を1つ、各キャラに1つ用意されている「グレートヒートアタック」はゲージを2つ消費。