アップルが19日リリースしたiOS6は、既存のGoogle Mapsに代わって自社製の地図アプリを搭載した。

アップルは「マップの要素はベクターベースなので、大幅に拡大してもグラフィックスやテキストは驚くほど精細」と公式サイトで強調したが、米国以外の地図は誤った表示が多く、不正確だという評価が多い。

韓国の朝鮮日報は、iOS6の地図アプリに関して、「アップルと世界各地で裁判を繰り広げていたサムスンのソウル本社を検索したところ、空き地になっていた」と伝えた。他にもヒュンダイ自動車やLG電子などの本社が空き地になっているほか、大統領府を検索すると中華料理屋が現れるという。

ちなみに日韓が領有権を主張している竹島(韓国名:独島)はiPhoneの設定言語に合わせた名称で表示される。

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