「痛勤」時間の短縮は大きなメリット

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不動産情報サービスのアットホームが、20代の働く男女600人にアンケートを実施したところ、「自宅と会社はある程度離れていたい」と答えた人は52.2%、「休日は会社に近づきたくないと思うことがある」と答えた人は60.5%だったという。

「自宅と会社の理想の距離」は、平均で5駅、通勤時間では24分だった。職場と自宅の往復に時間をかけるのはムダなので、近ければ近いほどよいのかと思いきや、あまり近いのも抵抗感があるようだ。


「終電ないので深夜まで働かされる」リスクあるが


職場と自宅が近すぎると、心理的な負荷のほか、具体的な「実害」もある。ネットには、仕事場から自転車で5分の場所に住む人が、


「終電関係ないから深夜まで働かされたりする」

と明かしている。労働時間が際限なく延びるようでは、せっかく通勤時間の短い場所に住む意味が薄れてしまう。


休日にトラブルが起きたときに急に呼び出されるリスクもあるし、学生時代のように「近すぎると溜まり場になりかねない」という人もいた。職場の人間関係がプライベートの日常を侵食することを恐れる意見も。


「休日に家族と楽しく買い物してるときに、上司やら先輩に出会ったら気分最悪だもん」

ここまで不人気な「職住近接」だが、おカネが絡むなら話は別だ。自宅と職場は「5駅以上離したい」とした人でも、会社から近接住宅手当が出るのであれば「会社の近く(2駅以内)に住んでもいい」という人が93.4%にものぼった。


手当ての希望金額の平均は「4万5568円」と高めだ。しかし、職場近くの物件は、いま住んでいる場所よりも賃料が高いと予想される。そのうえ緊急時の呼び出しなどを踏まえると、この程度の上乗せは譲れないということか。