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(C)田口一・メディアファクトリー/委員会の中に1人、妹がいる!

主人公:帝野将悟(みかどの しょうご)
世界的な大企業・帝野グループ社長の一人息子。

ヒロイン:鶴眞このえ
将悟のクラスメイトで、クラスの委員長を務めている。

第11話 「妹の罠」
パーティーの翌日、みやびが学校を休んでいた。先生曰く、風邪らしい。

その他、いくすが疲れ気味なのか、授業中に居眠りをしていた。この所、帝野グループ近辺の捜査を行なっており、疲れも溜まっているようだ。先日も、母の秘書である吏沙の謀反を暴いたのも彼女だった。

現段階で、まだはっきりとした情報はつかめていないが、将悟を社長にすまいと画策する者達がいる事は間違いない。

いくすは、まだこれからも体を休めるひまは無さそうだ。

・お見舞い
放課後、みやびの部屋へお見舞いに行く事となった。このえも一緒だ。

インターホンを鳴らした。ドアを開き、出てきたみやびは将悟の顔をみるなり、少し嬉しそうに顔を赤らめた。

しかし、昨日の今日で気まずいせいか、みやびは将悟と一言も話さない。とりあえず、少し体がだるかっただけ、というみやび。病状はそうひどくないようだ。

・キスをして欲しい
みやびは、昨日の事を思い出していた。偶然、道端で将悟とこのえが向かい合っている所を目撃してしまった。その時将悟は、このえにキスをしていたのだ。

将悟に想いを寄せるみやびとしては、胸が締め付けられる思いだ。

部屋で将悟とふたりきりになったみやびは、なかなか、言葉を切り出せずに無言の状態が続いた。

しかし、このままでは2人の仲は進展せず、このえに持っていかれてしまう。

みやびは、思い切って言った。キスして欲しい、と。

・でなければデート
いきなりキスをして欲しい、と切りだされた将悟だが、ただ困惑するばかり。将悟はこのえに思いを寄せはじめており、簡単にキスなどできるわけがなかった。

みやびも、それは解っていた。

なので、キスがダメなら、今度の日曜日にデートをして欲しいと告げた。将悟は答えないが、必ず来てくれると、みやびは確信していた。

・幼い日に見た、このえの姿
将悟の部屋。将悟の妹と名乗るゆずりなも、もちろんそこには居た。先日、幼い日の頃の出来事を将悟と話しており、それについてふと思い出した事を将悟に告げた。

将悟の父、熊五郎の葬式の日、このえの姿を見た。

しかし、このえはその日、葬式には出席できなかったと将悟に話していたはずだ。このえが嘘をついているとも思えない。

だが、ゆずりなは確かにこのえの姿を見た、と言っている。どちらかが嘘をついている、など考えたくないが、どちらかが違っているのも確かだ。

・楽しいデートの裏側に
日曜日。将悟はみやびとデートをしていた。洋服屋、寿司屋、映画など、楽しいひとときを送った。

そんな中で、デートのついでに立ち寄ったプールで、みやびは水泳の練習も行なっていた。

デートの日でさえ、プールの練習を欠かす事はできない、との事だ。彼女は、水泳に関してとても熱心だった。

そんな楽しいデートが行われている裏側。

いくすは、ネットカフェで情報収集をしていた。今調べているのは、昔の特撮番組「グランベリオン」。主人公の妹役であるペリンちゃんに注目していた。ペリンちゃんの表情、容姿。何かがひっかかる。

いくすは、ペリンちゃんの姿を凝視しながら、思考を巡らせていた。

【記事:フェイトちゃん】

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