大田区仲池上の神社の名前に由来する眺望坂

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さて今回は、この富士見坂シリーズ初の神社の名前を由来にもつ坂道が、大田区は池上本門寺のちかくにあったので取り上げてみたいと思います。今回の坂道は、坂名が神社由来の坂とはいっても前回と前々回でとりあげたお寺(池上本門寺ですね)の境内にあった階段のように直接的には神社と関係なく、坂に隣接して子安八幡神社という神社があったことから、「八幡坂(はちまんざか)」と呼ばれるようになったそうで、立地的には都営浅草線の西馬込駅から西に住宅街の道を抜けながら徒歩10分か15分くらいのところにあります。


写真1


まずは坂下からの様子です(写真1)。道幅は住宅街の中にある道の割には広くて、勾配具合もドーナツリング型の滑り止め舗装になっていることからもそれなりに急ではありました。また道の右側には、ここの坂名 の由来ともなった子安八幡神社の境内があるためか大きな樹々がすごく気持ちいい感じで見えていました。
あと写真でも見えているように、ここには坂の名の由来が書かれた坂の碑があり、『子安八幡神社にそってあるため、この坂を八幡坂という。坂下には子安橋があり、ともに神社から由来する名である。』と書かれてありました。


写真2


いちおう境内のほうも写真1と同じ場所からちらりと見えていました(写真2)。ここから見える分には緑が多くてまさに鎮守の森という感じですかね。


写真3


次は坂をすこし上り、坂下のほうを眺めてみたものです(写真3)。正面に見えている坂下の家と高さ比べをしてみると、だいたい2階分くらいの高さはすでにありそうでした。


写真4


さらに坂を上り、同じく坂下方向を見てみました(写真4)。もうこのあたりまでくると坂下のほうはまったく見えなかったのですが、坂の左側は子安八幡神社の敷地ということであいかわらず背の高いご利益のありそうな立派な樹々に擁壁というかワイルドな斜面というかそんな景色が続いていました。


写真5


また、ほぼ同じ位置よりさらに左側を見てみると、ちょうど子安八幡神社の本殿の裏側あたりが見えていました(写真5)。
ちなみに目の前に見えている子安八幡神社ですが、ここはネットでさらりと神社の成り立ちを調べたところ、ここの神社の元々のはじまりは1256年だそうで、その後移転して1581年より現在の地に鎮座されたとのことです。
ということは、この神社はここにできてから431年ということになるのですかね。
なので、この八幡坂もけっこう古い坂道と思ってもいいのかもしれないですね。


写真6


そして、写真5の位置からすこし坂を上るとやっと坂上の頂上あたりがちらりと見えてきました(写真6)。
ここからだとなんとなく勾配が緩やかな坂のように見えてますけど、まわりの家々と道との関係をじっくりみてもらうとまだけっこうな勾配具合が続いていることがわかりやすいんじゃないでしょうか。


写真7


最後は、写真6と同じ位置から見た坂下方向の風景です。もうこのあたりまでくると坂下からもかなりの高低差になっていて、坂の両側も住宅地ということで背の高いマンションなどもないため、それなりに景色もひらけていて遠くのほうまで見通すことができました。
ですので、始めにもすこしふれたかもしれませんが、ここからも時期があえば富士山が見えるとのことで、位置的にはちょうど高層のビルが3棟見えていますが、どうやらネット情報ではそのあたりに見えるらしいです。ただこの景色の感じだと実際のところ3棟の高層ビルがじゃましてうまく見えないかもしれないので、もしかしたらもうすこし坂を下ったあたりでさらにビル群の右側を見る感じに眺めるとうまく見えるのかもかもしれないですね。


住所
大田区仲池上1-15あたり