勉強の仕方については、時間を決めてパソコンを開き……というよりは、iPadにアプリケーションをダウンロードして、いつも持ち歩いてちょっとしたすき間時間や、ホテルでの滞在時間などで使っています。

約4カ月程度で、一通りをコンプリートしました。

時間を決めずにやっていたとはいえ、毎日、ロゼッタを開いていたような気がします。

ゲーム感覚なんですよね。

気がつくと1時間たっていたという感じです。

例えば、出題されるリスニングの問題は、英語と一緒に状況を示す画像がついていて、直感で学べます。

画像は見ていて面白く、内容を視覚的にキャッチして覚えられました。

勉強して覚えるというよりは、スーっと頭に入ってくるイメージです。

おかげで、実際の英会話でも瞬発力がつき、意識をしなくても自然と言葉が出てくるようになりました。

―ロゼッタストーンのオススメの使い方を教えて下さい。

レベル1から5までロゼッタストーンはあるのですが、1、2、3と順番にやるのではなく、レベル1からいきなり5に飛んでレベルの違いを経験するやり方もお勧めです。

つまり、「カンタンすぎるな」と感じたら難易度の高いレベルにチャレンジし学んでいけば、その後に優しいレベルに戻ると、自然と力がついたことが実感できますね。

スピーキングに重点をおいたユニットや、シチュエーション別のユニットがありますので、自分が苦手だと思うユニットを復習しています。

感覚でいうとアクションゲームをクリアしていくような感じでしょうか。

本当に楽しいんですよ。

自分も「勉強するぞ」と思うと長続きしないので、みなさんも、もっと楽な気持ちでスタートすると継続できると思います。

―最後、読者にメッセージをお願いします。

英語は、アメフトにとって必要な条件ですが、コミュニケーションツールの一つでもあります。

英語が話せることで、新しいコミュニケーションが生まれ、人との出会いはもちろん、何かに挑戦するチャンスもでてくるでしょう。

夢を追い続けることは、時には苦しいこともありますが、切磋琢磨することで、必ず自分にとって大切な何かが生まれると信じています。

私もNFLのスーパープレイヤーたちと肩を並べ、フィールドを駆け抜けられるよう頑張ります! 皆さんも機会があれば、ぜひアメフトの試合を見に来てください!■お話を伺った人井上友綱さん アメリカンフットボール選手。

早稲田大学に入学後は「BIG BEARS」に所属。

目覚しい活躍をみせる。

卒業後にNFLを目指し渡米。

アリーナフットボールリーグ1部のユタ・ブレイズ(ユタ州ソルトレイクシティを本拠地とするAFLプロチーム)などに加入。

その後も数々のプロフットボール・コンバインやトライアウトに参加。

司令塔的ポジションであるクオーターバックとして、日本人初のNFLプレイヤーを目指す。