有楽町名物の靴磨き屋「千葉スペシャル」が復活 制服はユナイテッドアローズ

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 15年以上にわたり有楽町駅前で営業してきた靴磨き屋「千葉スペシャル」が、新生「千葉スペシャル」として9月20日に復活した。新しい営業場所は、東京交通会館のエントランス前広場。ユニフォームコーディネートをユナイテッドアローズ、什器備品を乃村工藝社がプロデュースし、午後12時30分より4ヶ月ぶりに営業を再開した。 「千葉スペシャル」が有楽町に復活の画像を拡大

 「千葉スペシャル」は、師匠である千葉尊さんと、2人の弟子、長谷部昭雄さんと大村賢哉さんによる靴磨き集団。屋号である「千葉スペシャル」とは、千葉さんが独自に開発した靴磨き用のクリームの名称。門外不出のこのクリームと独自の磨き方が有名で、経営者をはじめ、多くの顧客を抱えている。東京交通会館は、「千葉スペシャル」の営業が困難になった4ヶ月前より「千葉スペシャルはどうしたたのですか?」という一般客からの問い合わせを受けており、「新しいスタイルで、営業を再開させてはどうだろうか」と提案。ユナイテッドアローズの取締役会長重松理氏に話を持ちかけたところ、同社がユニフォームコーディネートを担当することを快諾。もともと顧客だった乃村工藝社の代表取締役社長渡辺勝氏も加わり、営業再開までの準備が急がれた。また千葉さんは、オープンカフェの隣という新しい仕事環境を考慮して、香りを押さえたクリームの改良に努めたという。 開店前に行われたオープニングセレモニーでは、ユニフォームと什器備品を初公開。"英国風のお茶目でやんちゃなイメージ"から、「THE SOVEREIGN HOUSE(ザ ソブリンハウス)」の鈴木俊介氏が2012年春夏シーズンの「UNITED ARROWS」オリジナルアイテムを中心に、「Mr. BATHING APE®(ミスター ベイシング エイプ®)」のハンチングをスタイリング。エントランス前広場には、新生「千葉スペシャル」の職場として客用の革張りの椅子や深みの有る色合いの棚を設けられた。千葉さんは「約4ヶ月間の間、お客様をお待たせして申し訳ない。多くの方々の支援で再び東京交通会館で再スタートを切れました」と、感謝の気持ちを述べた。また、重松氏は「靴磨きは街の文化。『千葉スペシャル』の技術は知らない人がいないほど素晴らしいものです。今日の日を迎えられて大変嬉しく思っています」と話し、セレモニー終了後にはファーストカスタマーとして靴磨きをオーダー。靴の輝きに満足した様子で、「また来たいね。今度はたくさんシューズを持ってこなくては」とコメントした。「千葉スペシャル」の営業時間は9時から19時まで(日曜日は休み)。