ドイツサッカーの父と言われるコンラート・コッホの実話を映画化したヒューマンドラマ

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個人的な話ですが自分はソーセージが大好きです。ソーセージを食べるたびに「なんでこんなにウマいかなぁ」と感心しきりです。いつかドイツに渡って、ビール片手に本場のソーセージにかじりついてみたいものです。
そんなわけで今回取り上げるのはドイツの映画『コッホ先生と僕らの革命』です。

ドイツと言うと、ソーセージもさることながら"サッカー大国"というイメージが強いと思います。しかし意外にもドイツにサッカーが伝わった当初(1870年代頃)は、敵国イギリスのスポーツということで、サッカーは反社会的なものと見られていたようです。そんなある意味アナーキーなスポーツを、教育の一環として子供たちに教え広めたのが本作の主人公「コッホ先生」ことコンラート・コッホさん。実際に実在した人物で、後に"ドイツサッカーの父"と言われた男です。そんなドイツのサッカートリビアも学べてしまう『コッホ先生と僕らの革命』の見どころ(銭どころ)をいくつか上げてみたいと思います。

「チラシのイメージに違わぬ感動! 500円!」
映画館に行くと様々な映画のチラシが置いてあり、その中には「いかにも感動作っぽいなぁ」というタイプのチラシをよく見かけると思います。大体その手のチラシに限って実際観てみたら全く感動できないし、むしろヒドいよ銭返せよ、というパターンが多いわけですが、本作『コッホ先生〜』に関しては、チラシのイメージに違わぬ感動的で、じつに爽やかなお話でした。
ただ、良くも悪くも優等生的な作品というか、"映画を観ている時だけは不良でありたい"と思っている自分としてはいまいち盛り上がりに欠ける作品でもありました。

「妖精のようなボーンシュテット君に、1000円!」
学園ドラマなので多数生徒が出てくるわけですが、その中でひときわ小さく妖精みたいな男の子、ボーンシュテット君が、まあかわいかったです。自分にボーイズラブの気はないですが、ボーンシュテット君と同じく自分も中学時代は背が低く、散々バカにされていたので、でかい級長からいじめられる彼にひときわ思い入れをもって観てしまいました。

「ソーセージが出てこない! −300円」
やはりソーセージ好きとしては、ドイツ映画なのにソーセージが出てこないと少しガッカリしてしまいます。

そんなわけでこの映画、1200円の価値あり!





©2011 DEUTSCHFILM / CUCKOO CLOCK ENTERTAINMENT / SENATOR FILM PRODUKTION

「コッホ先生と僕らの革命」(原題: Der ganz grosse Traum)
ストーリー:ドイツサッカーの父と言われるコンラート・コッホの実話を映画化したヒューマンドラマ。第1次大戦前、反イギリス感情が高まる中、英語教師として赴任してきたコンラート・コッホはイギリス発祥のサッカーを通し身分の関係ないフェアプレイ精神や協調性の大切さを教えていく。初めは反抗的だった生徒もやがて熱中していくが、権力者である生徒の父親らが反社会的だとしてサッカーを禁止し強硬な手段にでる。
監督: セバスチャン・グロブラー
キャスト: ニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー 他
上映時間: 114分
2011年/ドイツ

9月15日(土)TOHOシネマズ シャンテ他、全国順次ロードショー

オフィシャルサイト 

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死後
イラストレーター。1977年生まれ、愛知県出身、東京在住。蟹座。 「死後」という使いづらいペンネーム且つ節操のない画風で、雑誌、書籍、CD、web等、様々な媒体で活動中。
主な仕事・・・NHK「おやすみ日本」眠いい昔話コーナー/CD『ほーひ』mmm/書籍『コケはともだち』藤井久子著/雑誌anan、BRUTUS他  ホームページ