17日、中国の大手ポータルサイトに「暴徒化した愛国が中国社会を不安定にする」と題したコラムが掲載された。愛国の名の下に破壊、略奪などの行為に出ることは、日本人を喜ばせるだけだと論じている。写真は13日、北京の日本大使館前で行われた反日デモ。

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2012年9月17日、中国の大手ポータルサイト・網易に「暴徒化した愛国が中国社会を不安定にする」と題したコラムが掲載された。愛国の名の下に破壊、略奪などの行為に出ることは、かえって日本人を喜ばせることになると論じている。以下はその概略。

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15日に首都・北京市の日本大使館周辺で行われたデモは比較的整然としたもので、「愛国精神」で頭に血が上ることもなく、理性的に日本に対する抗議活動が行われた。北京市公安局は公式ミニブログで、デモ参加者の理性的な行動に対し、感謝の意を表している。

だが、これとは対照的に地方における抗議活動は行き過ぎた愛国主義で残念な結果となった。「愛国」や「日本製品ボイコット」という名目の下で激情に駆られたた破壊行為や略奪行為が行われたが、これらは明らかに法に触れる行いであり、法に則った制裁を受けるべきである。

理性を失い「暴徒化」したデモ参加者が中国市民の所有する日本車を破壊する様子は日本でも大々的に報じられており、日本人の嘲笑の的になっていることを知るべきだ。彼らは「暴徒化した『愛国』が中国社会を不安定にする」と冷ややかにみている。我々は自らの行為を見直すべきだろう。破壊や略奪は愛国ではない。(翻訳・編集/岡田)