VOCALOIDに人の歌い方をまねさせるプラグイン「ボーカリスナー」- ヤマハ

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ヤマハは18日、産業技術総合研究所(産総研)から技術ライセンスを受け、人間の歌声を手本とした歌い方を「VOCALOID」の歌声でまねることを可能にする「VOCALOID3 Job Plugin VocaListener」(ボーカリスナー)を10月19日から「VOCALOID STORE」にてダウンロード販売すると発表した。

価格は1万9,800円。

産総研によって研究開発された「VocaListener」(ボーカリスナー / 略称 : ぼかりす)は、録音された人間の歌声からその歌い方をまねて歌声を合成する技術であり、「VOCALOID3 Job Plugin VocaListener」は、同技術を「VOCALOID3 Editor」にインストールして組み込める「VOCALOID3 Job Plugin」。

同製品をインストールした「VOCALOID3 Editor」では、”このように歌わせたい”と考える歌声を録音した音声ファイルを手本として入力するだけで、その歌い方を「VOCALOID」のさまざまな声質の歌声でまねることが可能となる。

これにより、楽曲制作時のデータ入力の労力を削減したり、効率的かつ直感的に人間らしい自然な歌い方を追求することが可能になるとのこと。

また、自動調整された歌声合成パラメータを、ユーザーが直感的に調整できる専用インターフェースを搭載。

マウス操作で音の高さや音量を加工したり、伴奏を試聴しながら歌声合成パラメータを調整することができる。

音の高さを半音単位で移調できるため、手本の歌声が男性の低い声であっても、女性の高い声にして合成することが可能。

そのほか、手本となる歌い方をどれくらいまねるかを8段階で調節できる「パラメータ推定精度調節機能」や、音声ファイルの分析や合成をバックグラウンドで実行する機能を搭載する。

動作環境は「VOCALOID3 Editor」(Windows)に準じ、別売の「VOCALOID3 Editor」に加えて、「VOCALOID2」または「VOCALOID3」対応の日本語の歌声ライブラリが必要。

手本となる歌声音声ファイルはWAV形式のみの対応となり、歌声以外の音が含まれていないファイルが推奨されている。