独身女性が孤独を感じてしまうのは、なにも色恋関係に限ったことではありません。今回は、色恋以外で孤立無援状態になったときの対処法をご紹介したいと思います。

飲んべえが、「自分以外のメンバーがお酒をあまり飲まない飲み会」の孤立無援っぷりといったら涙なしには語れませんよね。独身女性に限らず、独身男性も既婚男性も既婚女性も、飲んべえの皆様には共通するお悩みだと思います。

最初のカンパイ以降、グイグイ飲みながらおしゃべりに花を咲かせ、そろそろ2杯目を頼もうかと他の人のグラスを見ると、数センチいや数ミリしか減っていない時の絶望感! 対する己のグラス(というかジョッキ)は、残りあと数ミリで飲み終えてしまうというシチュエーションです。

この時の孤独感は、「彼氏がなかなかメールくれなくて寂しいぉ」という甘ったれた孤独感の100倍、いや1000倍あるといっても過言ではないでしょう。

飲んべえの苦悩はさらに続きます。飲んべえと、お酒をあまり飲まない人々がオーダーするツマミは、全く質が違うということが多いですよね。飲んべえの皆様が好むのは、枝豆だったりもろきゅうだったり砂肝だったり、要するに「酒のアテ」になるものばかり。間違っても、「シェフの気まぐれサラダ」などはオーダーしないわけです。

対するお酒をあまり飲まない人々は、ピラフだったり焼きうどんだったりお好み焼きだったり、主食的メニューを好む傾向が強いですね。そしてそれらは、テーブルに運ばれてくるたびにきっちり人数ぶん取り分けられます。酒のペースにあわせてつまみたい飲んべえにとっては、エサを延々と与え続けられるガチョウや鴨などの家畜気分! 「フォアグラじゃねえよ!」とシャウトしたくなることでしょう。

さて、ここからが肝心の解決法です。一般の飲んべえ男女から声を募ったところ、意外に多かったのが、「気にせずガンガン飲む!」という頼もしい意見でした。同席者が仕事関係だろうとヤンキー時代の先輩だろうといっさい気にしないとのこと。そして、「そのぶん会計では多めに払う」という人もいました。しかし、お酒をあまり飲まない人々は、何故かきっちりワリカンしたがるため、多く払おうとしても受け取ってもらえないと嘆く人も。

次に、「修行だと思って諦め、一人で二軒目に行く」という人も。潔いですね。尚、修行中(つまり宴席中)の心の支えは、フリスクなどのタブレット錠なのだそう。口寂しい時には助かりますね。煙草を吸う人は煙草に逃げてもいいでしょう。

そして、「夜でも、これはノンアルコールのランチ会なのだと思い込む!」という自己暗示タイプの人もいました。確かに、ランチ会でアイスティーなどをグイグイ飲むことはないので、ビールをアイスティーだと思い込めばいいのかもしれません。かなりのイメージトレーニングが必要になってきますが、ビールをアイスティーだと思えた時、人間として大きく成長できそうです。

このように、孤立無援な飲み会でも、飲んべえの人は様々な工夫を施して、孤独感と戦っています。そう思うと、彼氏がメールをくれないだけで「寂しいぉ」などと言うのは、いかに甘ったれた考えか、わかりますよね。戦う飲んべえのように、メール依存女の皆さんも、各々工夫を施して孤独と戦ってください!
 
コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ