落ち込んだ気持ちをよみがえらせるキーワード

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 どんな人にでも、気分がふさぎ込んだり、元気が出ない時があります。音楽を聴いたり、散歩をしたりといった、独自の“対処法”を持っている人も多いかと思いますが、それでも気持ちが上向かないなら、言葉の力を借りてみるといいかもしれません。
 『読むだけで心がラクになる22の言葉』(フォレスト出版/刊)は、『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとした数々のベストセラーを生みだした本田健氏が、落ち込んだ時に効果絶大な言葉をつづった一冊です。

■「ああ、心配して損した!」
 気持ちがふさぎ込んでしまう大きな原因として挙げられるのが、心配事や不安です。
 「○○したらどうしよう…」といった不安は、どんな人にでもあるはず。
 ただ、不安というのは、あくまでも未来に起こるかもしれない出来事に対する感情だということを忘れてはいけません。
 不安に思ったり恐れている出来事が現実になる確率など微々たるもの。ほとんど起きる可能性のない出来事のために不安に捉われるなど、してもいない借金の利子を前払いするようなものだと本田さんは言います。
 もし、何であれ不安が心をよぎったら、それをグッと感じた後で「ああ、心配して損した!」と大声で言ってみましょう。どうせその不安は現実にならず、近い将来のあなたはその台詞をいうことになるのですから、先に言ってしまえばよいのです。

■「思い通りいかないときのほうが、幸せになれる」
 自分が思う通りの人生を歩みたいと思うのはどんな人でも同じでしょう。
 しかし、当然ながら思い通りの人生を歩んだから幸せというわけでも、思い通りにならなかったから不幸ということでもありません。むしろ、思ってもみなかったことが起こり続ける人生の方が、予定通りの人生よりはるかに楽しいのではないでしょうか。
 思い通りにならなかったり、失敗することを恐れて何もしないことこそ幸せから遠ざかる原因です。
 失敗して失うものなど、お金と仕事と頼りにならない友達くらいのもの。そう考えると気持ちが楽になるのではないでしょうか。

■「悲しみの涙は、あなたの情熱をよみがえらせる」
 つらい時、悲しい時、人は涙を流します。これはとても自然なことですが、現代社会、特にビジネスの場で涙を流すことは好ましく思われません。泣きたいようなことが起こっても泣かずに我慢することが大人のふるまいだとされています。
 しかし、こうしたことを長く続けていると、感情を感じにくくなります。泣かなくなった代償として、幸せや楽しさなどポジティブな感情にまで鈍感になってしまうのはもったいないことです。
 つらいことがあったら泣きましょう。感情を殺さずに表現することで心は自由になります。そして、泣いた分、笑った分だけあなたは魅力的な人になれるはずです。

 いい時もあれば悪い時もある。そうわかっていても、悪いことが重なるとどうしても元気が出なかったり、気がめいってしまいがち。
 もちろん、自然に立ち直るのが一番ですが、落ち込んだ状態がいつまでもつづくようなら、本書を手に取ることで、その状態から脱する手助けとなる言葉を得られるかもしれません。
(新刊JP編集部)