占い師の言葉を信じてしまうのはなぜなのか

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落ち込んだ時、嫌なことがあった時に、悩みとその行く末を占い師に聞いてもらったという経験はありませんか。占いの結果が良いほど、家族や友人の助言よりも、つい深く信じてしまうのが占い。私たちはなぜ、占い師の言葉を信じてしまうのでしょうか。

■占い師は会話テクニックを使っている

占い師は、誰にも言えない悩みを抱えてやってくる人の話をまず聞くのが仕事。だから、悩みを話してもらえるために、信頼関係を作るテクニックが必要なのです。そのテクニックとして代表的なものが「コールドリーディング」です。コールドリーディングは次の5つのステップを踏んでいきます。

■コールドリーディング、5つのステップとは

なんとなく肌に合うという関係を作る

誰にでも当てはまるようなことを言う

「あなたは信頼している人から裏切られてしまったことがありますね」

「あなたは愛情深い人だけれど、それを伝えるのが下手なときがある」

などと言われた場合、つい占い師を信じてしまいがちになりますが、大なり小なり、裏切られたということもあるし、恋愛で自分の思いをストレートに伝えられる人は少ないものです。

悩みのカテゴリーを探る

たいていの人の悩みは、人間関係・お金・夢・健康の4つのカテゴリに分けられます。
「人間関係の問題があるようですね?」

「いえ経済的な問題ですが」

「その問題には他人は関わっていませんか?」

「そういえば」

このように人間関係でカマをかけて外しても、人間関係に繋げるようにすれば「当たっている」という気持ちになります。

悩みの核心に迫る

質問をしていると感じさせないで質問をすることで占い師は悩みの核心に迫っていきます。

未来の出来事を予言する

実現した時になって「そういえば、あの時に……」と思えるような内容を伝えれば、それが予言になります。「チャンスがあるから、見逃さないように」というような内容であれば、実現しなくてもチャンスを見逃したという言い訳もできます。

占いの結果で例え悪い内容が出たとしても、「ハッキリと伝えます」と宣言する占い師もいますが、これもまた、悪い結果も誠実に伝えるということで信頼度を高めるテクニックのひとつなのです。

占い師に占ってもらい、悩みを聞いてもらうのは悪いことではありませんが、心が弱っている時ほど、頼り切ってしまいがち。数あるアドバイスのひとつとして占いを活用するという気持ちがいいのではないでしょうか。

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