リクルートが発行する結婚情報誌『ゼクシィ』と本屋大賞実行委員会が協力して開催した「突然 愛を伝えたくなる本」大賞。『ラブレス』が大賞を受賞したことを記念して9月10日、著者の桜木紫乃さんのサイン会が三省堂書店有楽町店で開催されました。

 『ラブレス』は、北海道の貧しい家から逃げ出し、歌手を目指した女性の一生を描いた作品で、第146回直木賞候補にもなった桜木紫乃さんの代表作。夢を追いながら、愛に裏切られ続ける主人公の百合枝が、それでも力強く生き抜く姿に、多くの読者が涙した物語です。

 サイン会当日は、桜木紫乃さんのファンが長蛇の列を作りました。都内から駆け付けた40代の男性は、「桜木さんの作品は、デビュー作から全部読んでいます。桜木さんは、普段は北海道にお住まいなので、滅多にお会いできる機会はないと思い今日が待ち遠しくて。一人ひとり丁寧にサインをされる姿を拝見して、ますますファンになりました」。

 1時間半を越えるサイン会を終えた桜木さんは、ファンの方との温かい交流に感極まり、思わず涙を流される場面も。

 「1年前に世に出た『ラブレス』が、皆さんに忘れられずに今回思いがけず賞をいただいたことが本当に嬉しくて。初めてのサイン会に、こんなにたくさんの読者の方が足を運んでくださったこと、また『突然 愛を伝えたくなる本』大賞という賞に『ラブレス』を推してくださった書店員の皆さんには感謝の言葉もありません。これを励みに、これからも頑張ります」と目を潤ませて話してくださいました。



『ラブレス』
 著者:桜木 紫乃
 出版社:新潮社
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