ハリウッドを代表する名優で、監督としても高く評価されているクリント・イーストウッド。だが彼が先日、米共和党の党大会で行なった"フシギなスピーチ"はセレブの間でからかいのネタとなり、ツイッターには@InvisibleObama(見えないオバマ)というアカウントまで登場した(フォロワーは7万に達する勢いだ)。

TV司会者として有名なスター・ジョーンズが「クリントは自ら恥をかいた」とツイートしたかと思えば、俳優のジョージ・タケイは「共和党大会でのクリントの演説は、"空のイスに座った想像上のオバマ大統領"へ向けたものだった。僕は今、"誰もいない工場にいる想像上のロムニー(共和党の大統領候補)"に向けた、民主党大会のスピーチ原稿を書いているところだよ」とジョークを飛ばす始末。

さらに、映画『スタンド・バイ・ミー』や『恋人たちの予感』のロブ・ライナー監督も、イーストウッドの演説には批判的だった。彼は<TMZ>の突撃インタビューに対し、「(共和党大会での)クリントは見るに堪えなかった。それに、失礼な印象も受けたよ」とコメント。「僕はクリントの大ファンだけど、これはしないな」と続けた。彼もまた、民主党の方がよかったと話している。

一方、今はオバマ政権のスタッフとして働く俳優のカル・ペンもクリントのスピーチを受け、ペル・グラント(ペル奨学金)の維持やウサマ・ビン・ラーディンの処刑、そして同性婚を支持したとして、"イスに座っている見えない人(=オバマ大統領)"に感謝した。

ロブ・ライナー「民主党の方がいいね」


カル・ペン@民主党大会
コメディシリーズ『ハロルド&クマー/Harold & Kumar』やドラマ『Dr. HOUSE』で知られる俳優だが、今はオバマ政権のスタッフとして働いている
「米大統領候補として指名されたことを、ここに受諾いたします。いや、これは俺が言うことじゃなかったな(笑)」
「あなた方のように、私にもイラクに駐留する友人や、仕事を求める友人、お金がなくて医者にかかれない友人がいます。だから変化(CHANGE)が必要だと思ったのです」