【東京都北区グルメ】これぞ究極のうどんと断言できる『すみた』の味 / このうどんは生きてる! 本当に生きてる!

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「まるで生きているかのような麺の流動感」「ぶ厚いのにクリスタルのように半透明な麺」「これ以上ない絶妙な麺の硬さ」「何ひとつ余計なものがないうどんを盛り上げる具」「うどんが待ちきれない人のために用意されたうどん以外の料理」。

そのすべてがギュギュッと詰まった究極のうどん屋が、東京・赤羽の『すみた』である。上記に書かれたことはすべて事実であり、なにひとつ過剰に表現していない。すべて正直、いや、これでも表現を抑えて書いた『すみた』の評価である。
 
・毎日行列ができている
『すみた』は行列が絶えない人気店なので、だいたい閉店時間前に麺がなくなってしまい、早めに「準備中」となってしまう。よって、絶対に食べて帰りたいという人は最低でも閉店1時間前に並んでおきたい(あくまで目安だが)。
 
・冷たいかしわおろしぶっかけうどん
2012年9月現在、一番人気の料理は「かしわおろしぶっかけうどん」。温かいものと冷たいものを選べるが、夏ということもあり、涼しさとより強いコシが堪能できる冷たいほうが人気のようだ。私もそれを注文した。だが……。
 
・うどんが茹であがるまでに食べるもの
『すみた』のうどんは茹であがるまで時間がかかる。思ったよりけっこう長い時間待つことになる。そのため、多くの客は自主的に「うどんが茹であがるのを待ちながら食べるもの」として、おでん盛り合わせ(500円)を注文する。
 
・おでん屋としてやっていけるほどの絶品おでん
おでん盛り合わせには、玉子、大根、こんにゃくなど数種類のおでんが入っている。これがまた絶品で、特に大根は限界までダシが染み込んでおり、ひとくち食べると「濃いけどクセになる濃厚なダシの味」があふれ出す。醤油の味も濃いのでしょっぱさがあるのも事実だが、醤油の濃さに合わせてダシも濃いのが重要ポイント。しょっぱさだけが目立つことなく、しょっぱさと対等のレベルでダシがウマミを放出するのである。これは日本酒がほしくなる。いや、日本酒がないともったいない! 飲みたい人はおでんと一緒に注文しておこう。
 
・美しい白いドレスをまとったエルフのよう
待つこと数分、メインディッシュのうどんが登場。箸で麺をもちあげて驚いた。なんと! うどんがクリスタルのように半透明で、内部が結晶のごとく美しい模様を描いており、神秘的な「容姿」をしているのである! いま「容姿」という言葉を使ったが、ファンタジー世界に登場してきそうなあまりにも美しい白いドレスをまとったエルフのようである。

・このうどんは生きてる! 本当に生きてる!!
まだ食べてさえいないのに、さらに驚きは続く! うどんあまりにもモチモチツルツルなため、箸でつまむとまるで生きているかのような動きをするのだ。魔法によってクリスタルに生命が与えられ、縦横無尽に動きまくる生物のように! こんな芸術的なうどんを人間が作るとは……。正直、ワナワナとしてしまった。
 
・感極まって泣きそうになった
その味に、感極まって泣きそうになった。このうどん「硬い」と「柔らかい」のバランスが絶妙で、「硬すぎる一歩手前」の状態がキッチリと保たれているのである。噛めばコシを楽しめるとともにうどんのウマミがあふれ出す。たとえダシや具がなくてもうどん単体で大満足のウマミを含んでいるのだ。しかも、食べているうちに柔らかくなってしまうことがなく、ゆっくり食べたとしてもその究極なるコシを保ち続けているのである。
 
・うどん県が最高だと思っていたが揺らいだ
うどん県(香川県)でも多数のうどんを食べて感動してきた筆者だが、うどん県が最高だと思っていた気持ちが揺らぐほどの衝撃を『すみた』で受けた。料理の好みは人それぞれだが、食べた人の多くが『すみた』の味に満足できるはずである。そして、その美味しさに衝撃を受けるはず。え? もっと美味しい店を知っている? それは羨ましい。
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 すみた
住所 東京都北区志茂2-52-8
時間 11:00〜14:00 / 18:00〜21:30 土日11:00〜15:00
休日 月曜 / 第1日曜 / 第3日曜
最寄駅 JR赤羽駅
 
Correspondent: Kuzo


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