愛知県三河国分尼寺の伽藍を千個の灯火で照らす「天平ロマンの夕べ」開催

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愛知県豊川市の三河国分尼寺史跡公園で、市民が手作りした千個もの万灯をともして「天平ロマンの夕べ」と題したイベントが開催される。

日時は9月22日(土)。

2部に分かれており、1部は15:00〜17:00、2部は17:30〜20:00。

小雨決行だが、大雨、強風の場合は23日(日)に延期。

第1部は「天平ロマン体験」。

奈良時代の役人のように墨と筆を使って作る「木簡墨書き」、天平時代当時の貴族や役人の衣装を着て記念撮影ができる「天平衣装の試着」、イベントで飾られる万灯の製作体験ができる「万灯作り」が行われる。

第2部は、17:35からの羅山境おどり保存会および八南小学校児童による「羅山境おどり演舞」に始まり、17:50から「和太鼓演奏」。

18:10に点灯式が行われ、18:20から豊川オープンカレッジ受講生によるハーモニカ演奏が披露される。

18:40から八幡宮氏子中学生による浦安の舞が行われる。

演目は「扇の舞」、「鈴の舞」。

八幡宮に伝わる伝統的な舞を見ることが出来る。

19:00からは蒲郡リーディングキャラバンによる平家物語朗読、演奏は筑前琵琶演奏家、林旭紅氏による。

演目は「祇園精舎」、「忠度都落ち」、「忠度最期」、「敦盛最期」、「新院崩御」。

朗読と琵琶の演奏がおごそかなフィナーレを飾る。

国分寺と国分尼寺は奈良時代に聖武天皇が国家の平和と繁栄を祈るために建立を命じた寺院だ。

各国に国分寺と国分尼寺が一つずつ置かれ、当時はその国ごとで最大の建造物だったと言われている。

しかし、律令制度の崩壊に伴い国分寺、国分尼寺は廃れていった。

三河国分尼寺は大正期に発掘調査され、礎石、布目瓦がなどの出土品が発見されたことから、大正11年に国の史跡指定を受けた。

その後、昭和42年に愛知県教育委員会による発掘調査が行われ、主要伽藍の位置が判明。

平成11年〜17年度にかけて保存整備事業が行われ、中門や回廊の一部を実物大で復元して現在に至っている。