全日本ロードレース選手権第7戦が、大分県のオートポリスサーキットにて開催され、ヤマハ・YSP・レーシングの中須賀選手がシーズン自己最多の3勝目を挙げた。

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 全日本ロードレース選手権第7戦が、大分県のオートポリスサーキットにて開催された。

 9日に行われたJSB1000クラスの決勝レースは、今シーズン好調を維持し、すでに2勝を挙げているヤマハ・YSP・レーシングの中須賀選手が前戦に続き新レコードをマークし、ポールポジションからスタート。F.C.C.TSR Hondaの秋吉選手と並んで第1コーナーに進入、イン側にマシンを寄せていた秋吉選手がまず先行する。

 トップ秋吉選手と2番手の中須賀選手は後続をグングンと引き離していくが、代役参戦となったMuSASHi RTハルクプロの清成選手がトップ2に迫る。その後、3台による接近戦が繰り広げられるが順位は変わらないままレースは展開していった。

 レースは16周目に大きな動きを見せる。第1ヘアピン立ち上がりから左100Rの高速コーナー、ここで中須賀選手は秋吉選手をパスしてトップを奪還、タイムを1分49秒台に入れて一気にスパートをかける。タイムを上げることができなかった2番手の秋吉選手は、最終ラップの第2ヘアピンでコースアウト。中須賀選手が2番手に上がってきた清成選手に1秒の差で逃げ切り、シーズン自己最多の3勝目を飾った。

 これにより、前戦優勝したポイントランキング2位の加賀山選手が欠場したため、ポイントリーダーの中須賀選手は2位との差を23ポイントに広げ、2009年以来のチャンピオン獲得に向けて大きく前進した。

 レース後、中須賀は「まず今大会で優勝できたことを支えてくれたみんなに感謝します。またシーズン自己最多の3勝目を地元・九州で挙げることができたのを、とてもうれしく思っています。レース自体は、トップ秋吉選手のペースが速くて、途中からはタイヤを温存しながらの戦いでした。まったく余裕はありませんでしたが、ポイントを絞ってうまく思い通りに仕掛けられて優勝することができました。」と語った。  次回、第8戦は10月7日に岡山県の国際サーキットで開催される予定だ。(編集担当:宮園奈美)