セブン銀行、海外でのATM展開本格化へ重要な一歩 - 米ATM運営会社を子会社化

写真拡大

セブン銀行は6日、Marlin Equity Partners(米国カルフォルニア州を本拠とし、運用資産が10億米ドルを超えるプライベートインベストメントファーム)を主要な出資者とするFCTI Holdings,LLC(以下Holdings)との間で、Holdingsが保有するFinancial Consulting&Trading International(以下FCTI)の全発行済株式を同社が取得することに合意し、株式売買契約を締結したと発表した。

取得の実行日については、関係当局への必要手続などの完了を前提として、2012年10月1日頃の予定。

同件の株式取得等に伴う同社の投資総額は、約130百万米ドル(約101億円)。

また、この株式取得後、同社はFCTIの議決権の100%を保有し、FCTIは同社の連結子会社になるという。

背景および目的セブン銀行は将来における成長分野として、国内市場における経験を活かした海外ATM展開を検討してきたが、米国市場はATM運営事業に関する世界最大の市場であり、かつ事業運営に必要なインフラが整っている有力な市場と位置付けているFCTIは米国におけるATM運営専門会社として大手の1社であり、ATMを自社で所有することで手数料設定を主体的に管理できるビジネスモデルを特徴とし、全米展開する大手の小売業者との取引関係を背景として安定的な収益力を有している。

セブン銀行によるFCTIの全株式の取得及び子会社化は、セブン銀行による海外ATM展開の本格化に向けて、重要な一歩になると考えているというFCTIの主な概要事業内容/ATM運営事業資本金/19百万米ドル(約15億円、2012年6月末時点)設立年月日/1993年8月25日従業員数/35人運営ATM台数/2495台(2012年5月末時点)別途、追加で474台(見込み)のATMの設置(2013年に設置完了予定約)について契約済み決算月/12月末売上高/42百万米ドル(約33億円、2011年度)今後の見通しセブン銀行によるFCTIの子会社後においても、基本的にFCTIの全役職員を継続的に雇用し、FCTIの事業を安定的に継承する方針。

また、FCTIの取締役の過半数は同社の役職員から指名し、現地にも同社の役職員を駐在させるなどを通じて、適切な内部管理体制を構築する予定FCTIの全株式取得による当社の2013年3月期の通期業績予想(個別)に変更はなし。

FCTIの子会社化に伴い、2013年3月期第3四半期より連結決算情報を開示する予定だが、今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかに告知する