こうしてKAZUKI氏は、昨年11月にこの代理店とライセンス契約を結ぶ形で「独占販売権」を取得。さらに、同代理店が『KDR』と今年2月に本格的な契約を締結して、いよいよ日本国内での販売計画が本格化したのである。
 その後、KAZUKI氏は「日本版ワンダーガールズ化粧品」のパッケージデザインの製作に着手。販売ルート開拓のために、『東急ハンズ』や『ロフト』の納入業者にも精力的に営業をかけ、化粧品の今秋発売を目指していたのだ。

 ところが、そこに大問題が発生した。5月にパッケージ用の写真素材の提供とサンプル用のマスカラ3000個を『KDR』側に発注したが、それが待てど暮らせど届かないのだ。
 「マスカラの代金48万円は5月に振り込んだが、契約した『50日以内』という納期が守られないばかりか、3カ月を経過した現在も一向に届かない。また、写真素材についても同様で、このままでは秋口の発売は絶望的だ。しかも、こっちはパッケージの依頼をしたデザイン会社や納入業者への違約金で1000万円に上る損害を被りそうな状況なのに、返金にも応じようとしないんだ!」(同)

 ちなみに『KDR』側は現在、「KAZUKI氏が設立した財団と取引を進める(韓流女優の)チェ・ジウの事務所とワンダーガールズの事務所社長で協議し、対応する」と伝えてきているという。だが、そこにまるで関係のない韓流女優が登場すること事態、なんともきな臭い話なのだ。
 そこで本誌は真相を確かめるべく、日本でのワンダーガールズの窓口である『ソニーミュージック』に問い合わせてみた。すると、驚くべき回答が寄せられたのである。
 「ご依頼いただいた件を『JYP』韓国本社に問い合わせましたが、『そのような取引は存在しない』ということでした」

 要は、ワンダーガールズの所属事務所は、「日本での独占販売契約」自体を、一切関知していない様子。これを見る限り『KDR』の行いは、明らかな詐欺行為と言わざるを得ないのだ。
 「動物救済キャンペーンと化粧品の連動企画を、秋からのスタートに向けて準備していた矢先の出来事だっただけに残念です」

 KAZUKI氏が設立した『国連世界動物救済支援機構 詩月財団』の詩月理事長はこう嘆くが、韓国との取引に詳しい業界関係者によれば、「最近は、ネット配信や音楽産業関連のビジネスで契約、納品すると音信不通になる韓国業者が増え続けている」という。そのため泣き寝入りする日本企業が絶えない状況なのだ。
 「ワンダーガールズが韓流の最終兵器なら、俺は日流初のプロデューサーとして韓国に乗り込んでやる!」

 怒り心頭のKAZUKI氏はこう息巻く。日韓芸能バトルがどんな展開を見せるかが見モノである。

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