新作映画『スプリング・ブレイカーズ/Spring Breakers』が9月5日、ベネチア国際映画祭でプレミア上映された。


本作は『KIDS/キッズ』『ガンモ』のハーモニー・コリンが監督と脚本を務めた話題作。特にジェームズ・フランコ(『127時間』『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』)の筋金入りのファンにとっては絶対に見逃せない作品だろう。とはいえ、たとえ彼のファンでなくとも、ヴァネッサ・ハジェンズがマシンガンを振り回すそばで、ブリトニー・スピアーズの歌を熱唱するジェームズの姿は見ものかもしれない。ちなみに彼が演じるキャラは、人気ラッパーのリル・ウェインや白人ラッパーのリフ・ラフをモデルにしたという。

本作は女子大学生4人が春休み(Spring Break)の間、麻薬の売人エイリアン(ジェームズ)と手を組み、強盗を働いてはその金で遊びまくるというもの。<The Hollywood Reporter>のデヴィッド・ルーニーによると、ジェームズは問題のシーンでプールサイドにある白のグランドピアノでブリトニーのバラードを歌っているという。しかもその間、女の子たちはAK-47(カラシニコフ自動小銃)を手に即興で踊りまくるのだとか。また、歌っている曲はジャスティン・ティンバーレイクとの破局についてだという2004年のシングル「Everytime」だと、<Variety>のライター、ガイ・ロッジは明かしている。

「飛ぼうとしても/羽がないから落ちてしまう/自分がちっぽけに思えるわ/私にはあなたが必要なの」(「Everytime」歌詞の一部、意訳)

『スプリング・ブレイカーズ』にはジェームズとヴァネッサのほかにも、人気アイドルのセレーナ・ゴメスが出演。とはいうものの、ファンは彼女にディズニーチャンネルのドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』で見せた姿を期待してはいけないようだ。<Indiewire>のブログページ<The Playlist>のライター、オリヴァー・リトルトンはこの作品を、鬱屈した感情と暴力が渦巻く映画『ドライヴ』と比較している。

「私は、自分が映画でできるかわからなかったことを成し遂げたの。これは多分、私がハーモニー(・コリン監督)を信頼していたからだと思うわ」と、ベネチア国際映画祭の席でコメントしたセレーナ。彼女はさらに、今回の役どころが自分の若いファンにとっては"やや衝撃的"だろうとしながらも、自分にとっては正しい選択だったと語っている。

ヴァネッサやセレーナといった"ディズニーのアイドル"がド派手&セクシーすぎ&衝撃的な姿を披露する『スプリング・ブレイカーズ』。全米公開は2013年3月を予定している(日本公開は未定)。

セレーナ・ゴメス&ヴァネッサ・ハジェンズ in 『スプリング・ブレイカーズ』