【男性編】大人だからこそ分かる!?『ドラえもん』のいいところランキング







ドラえもんが誕生するのは2112年9月3日、今から約100年後。作者の藤子・F・不二雄が晩年を過ごした神奈川県川崎市は、この日を記念してドラえもんを特別住民として登録している。今もなお、昔と変わらず多くの人々に愛され続けている作品『ドラえもん』は、大人になって再読した時、子どものころには気づかなかった深みを感じる人も多いのではないだろうか。そこで今回は、男性434名に「大人になって再認識した『ドラえもん』のいいところ」を聞いてみた。









Q.大人になって再認識した『ドラえもん』のいいところは?(複数回答)

1位 ひみつ道具だけですべてがうまくいかないところ 22.1%

2位 のび太の優しさ 19.1%

3位 ドラえもんのおおらかさ 18.4%

4位 友情を感じられるところ 16.1%

5位 「こんなことができたら」とあこがれを持てるところ 13.6%

次点 未来に夢が持てるところ 11.1%





1位に選ばれたのは、「ひみつ道具だけですべてがうまくいかないところ」。「楽をするとしっぺ返しがくるという教訓」(36歳/印刷・紙パルプ/技術職)、「便利なものに頼り切ってはいけないと教えてくれる」(27歳/その他/販売職)などの意見がある通り、のび太をはじめとする登場人物は道具によって痛い目にあうことも多い。例えば、影切りばさみで切り取った自分の影に雑用をやらせて楽をしたのび太は、後に自分と入れ替わろうとした影をあわてて捕獲するという苦労を味わうことになる。「便利な道具も使い方次第で結果が変わる」(28歳/情報・IT/技術職)、「どんなに便利な道具を使っても解決できない問題があることを知る」(39歳/自動車関連/技術職)といった意見が寄せられた。





2位は、子どものころは「気弱さ」に見えて歯がゆさを感じることもあった「のび太の優しさ」。「人間って、優しくもあり、情けなくある。それは表裏一体」(26歳/食品・飲料/販売職・サービス系)という意見のほか、「しずかちゃんの父が、のび太を褒めた言葉に彼の人柄を表れている」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)という声も。結婚を迷うしずかちゃんに父親が言ったのは、「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ」という言葉。未来に帰るドラえもんを心配させないため、ボロボロになりながらジャイアンに粘り勝ちしたエピソードにも、のび太の優しさと強さがあふれていた。



3位は「ドラえもんのおおらかさ」。「いい意味でいい加減」(30歳/その他/その他)なドラえもんは、「なんだかんだ言いながら、のび太の言うことを聞いてしまう」(27歳/その他/技術職)という優しさを持っているところも魅力。ただし、大嫌いなネズミについては、「地球はかいばくだん」を使おうとするほどヒートアップすることも。4位の「友情を感じられるところ」については「特に映画での友情がいいと思う」(25歳/自動車関連/事務系専門職)や「映画のジャイアンには何度感動させられたことか……」(30歳/自動車関連/営業職)など、映画版のストーリーを支持する声が多数。5位の「あこがれを持てるところ」については、「アイテムがとても魅力的」(30歳/その他/その他)のようにドラえもんのひみつ道具の素晴らしさを讃える声が多く寄せられた。





■総評

いつも泣かされてばかりのいじめられっ子、のび太は作者である藤子・F・不二雄の子ども時代の姿だという。ダメなところも情けないところもあるけれど、ときに発揮する強さと優しさに魅了され、勇気を奮い立たされた読者も多いだろう。単純な強さにあこがれるばかりではなく、心に秘めた優しさに気づいた時、少年は大人の男への階段を上るのかもしれない。





(文・塩澤真樹/C-side)





調査時期:2012年7月4日〜7月16日

調査対象:マイナビ ニュース会員

調査数:434名

調査方法:インターネットログイン式アンケート