「耳読書」を始めて1年。TOEICリスニングパートで満点に!その秘密は?

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英語コーチとして、これまで2,000人以上を指導してきた金井さやかさんは、海外留学経験なしに、英検1級に合格し、TOEICで990点(満点)を取得する卓越した英語力を身に付けたと言います。

「RとLの区別がつくようになったのは、20代半ばを過ぎてから」という金井さんにTOEIC対策法について、また、金井さんが英語力を飛躍的に伸ばすきっかけとなった「耳読書」について、お話を伺いました。

──TOEIC学習のモチベーションを保つためにはどうすればいいでしょうか。

モチベーションは潮の満ち引きのように変化するもの。

波があるのは当然です。

それを知るだけでも少し気持ちが楽になりませんか? いつも最高の状態をキープするのは不可能で、モチベーションは落ちることがあって当たり前です。

モチベーションを上げる方法はいくつかあります。

まずは必要性を高めること。

お尻に火がつけばやるしかありません。

私のTOEIC初受験の時がまさにそうでした(笑)。

また、やるべきことが絞れて、何をやらなくてもいいかがはっきりした時にもモチベーションが上がります。

例えば、TOEIC受験を2カ月後に控えている人が、字幕を見ずに映画を見られるようにトレーニングする必要はありません。

タスクを細分化させ、やるべきことが見えてくる──「これは必要だけど、これはやらなくていい」ということがわかってくると、自然とモチベーションが高まります。

あとは、英語を自分の楽しみとリンクさせることです。

「楽しむ」ことは、英語に限ったことではなく、とても本質的なこと。

好きなサッカーの試合なら、時差を気にせずリアルタイムで見たいなど、好きなことや自分の興味のあることなら、眠くても、疲れていてもやめられないことってありますよね。

それを英語に絡めるんです。

好きなことは習慣化しやすく、苦労なく続けられるものです。

──TOEIC受験のための準備期間はどのくらい必要でしょうか。

「準備はずっと、対策は直前」と、私は分けて考えています。

英語の勉強は一生もの。

英語のプロの方であればあるほど、自分の足りないところがわかるので、英語との付き合いをやめません。

毎日、英語に触れることが大切です。

インターネットが発達した現在は、一昔前よりも英語の世界に触れることが習慣化しやすくなりました。

ネット上には一生かかっても読み切れないほどの英語の記事が毎日、更新されていますから、興味をひかれる記事も見つかるはずです。

まずは、自分の生活サイクルの中に、英語に触れることができる時間を確保するようにしましょう。

新しい時間を作るというよりはスキマ時間に入れていくのがいいと思います。

通勤中に、2分間、時間が空いたら、スマートフォンに同期させておいた番組をチェックしたり、15分あったらオーディオブックを聞いたりするなど、わずかな時間でもできることはたくさんあります。

時間が空いたら何をやるか、あらかじめ準備しておくことも大切です。

時間ができてから何をやるか考えても、考えているうちに時間は過ぎてしまいます。

2分だったらこれ、15分だったらこれと、やることを決めておきましょう。

私の場合、15分空いたら海外ドラマを見ます。

15分で全編を見るのは不可能ですが、15分のスキマ時間が4回あれば、それで1時間になります。

──具体的に、TOEIC受験の直前対策としてはどのようなことが有効でしょうか。

試験直前に勉強して効果があるのは単語。

リスニングと例文とともに覚えると、英語力は格段にアップします。

また、基本的なことですが、自分のレベルと取りたいスコアを確認しTOEICの問題形式に目を向けること。