さくらは元気でまっすぐな女の子。自分の夢をかなえるため、お金をためようと六本木のキャバクラに入店します。しかしそこには絶対的な権力を持つNo.1キャバクラ嬢の優華(ゆうか)がいました――――

 そんなストーリーで始まる「もしも六本木のキャバクラ嬢が北方謙三の『水滸伝』を読んだら」(通称「もしスイ」)は、なんと全国2000店の書店(文庫売場)で配布される無料冊子のタイトル。
 
 集英社文庫刊の北方謙三『水滸伝』『楊令伝』はシリーズ累計850万部突破の中国時代小説です。腐敗した政治を糺(ただ)すために梁山泊に集結した108人の好漢たちの壮大なドラマで、新シリーズ『岳飛伝』の2巻(単行本)が発売されたばかり。

 シリーズ最終章を迎え、ますますおもしろくなる『岳飛伝』を読むには、『水滸伝』全19巻、『楊令伝』全15巻を読まなくては・・・というまだ読んだことのない人たちの不安を少しでもなくすためにこの小冊子はうまれました。

 「『水滸伝』っておもしろいって言うけど、ほんとにおもしろいの?」
 「登場人物が多くて挫折してしまった・・・」

 という人はぜひ手にとってみてください。そこには、『水滸伝』に夢中になったことでNo.1キャバクラ嬢の華に立ち向かうさくらがいます。さくらと共に戦う仲間がいます。六本木のキャバクラの中に、梁山泊があります。

 「へぇ、『水滸伝』こんな話なんだ。おもしろそう!」

 そう思ったら、まず1巻を読んでみませんか。舞台は中国の宋の時代。でも、そこに息づく登場人物たちは決して時代小説の中の生き物ではなく、現代の世の中にも通じる普遍の魅力をもった人物たちなのです。

 中国の宋代でも、六本木のキャバクラでも、競争の激しい会社社会でも、不条理を行う人たちも、そしてそれと戦う人たちも変わらずに存在するのです。『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』と読み進めるうちに、ふと、さくらの行く先も気になってくるかもしれません。

 集英社特設サイトでは「長谷川博己×中江有里が熱く語る!『熱弁水滸伝』」の動画も公開中。小冊子とあわせて見れば、きっと読まずにはいられない!?

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熱弁水滸伝







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