5日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、サウサンプトンFC・吉田麻也に、サッカー解説者・澤登正朗氏がインタビューした様子を伝えた。

移籍前、吉田が住むオランダの自宅で行われた収録では、キッチンで「週2から週3回は自分で作ります。昨日だったら、豚みそカルビ丼」と話し、また、ベッドルームでは大きなベッドを紹介した吉田。澤登氏から二つ並ぶ枕について触れられると、一つは抱きかかえていると釈明した。

まずは、ロンドン五輪を振り返った両者。マンチェスター・ユナイテッドFCのホームスタジアム=オールド・トラッフォードで試合をした日本代表は、その試合後、チームで訪れた日本料理店で偶然にも香川真司と一緒になったという。

澤登氏から「どんな会話したの?」と訊かれた吉田は、「みんな“香川さん、ご馳走様です”って。しばらく話したら(香川が)帰ろうとしたので、僕が“一言言ってけよ”って言って。初っ端、(香川は)“ここ(ベスト4)まで行くとは思ってなかったです”って。“失礼だろ”って、みんなにツッコまれてました」と笑って話した。

だが、3位決定戦で敗れた韓国戦の話題になると、吉田は「澤登さんがくるって聞いたから、聞きたかったんですけど、なんで韓国に負けるとあんなに悔しいんですか?」と悔しさを滲ませる。澤登氏が「よく考えてみれば4位だよ。4位ってすごいことなんだよ。ただ、韓国に負けた4位だから、すごい成績なのに消されちゃってる。そのくらい韓国に負けるとダメなんだよね」と答えると、「本当に悔しかったですね。もう二度と負けたくないです」と話した。

さらに、澤登氏から「五輪の経験をA代表でどう活かしたい?」と尋ねられた吉田は、「まずはCBとして安定したプレーをもっと出していきたい。自分の守備範囲を広げて、成長したなとか、変わったなと思われるプレーを出したい」と意気込んでみせた。