ハリー王子が9月3日、ヌード写真騒動後初となる公の場に登場した。


ロンドンのホテルで開かれた、難病の子供たちと家族の支援団体Wellchildの催しに登場した王子。もちろん裸ではなく、グレーのスーツ姿で病に苦しむ子供たちを励まし、彼らの治療に当たる医師たちをねぎらった。王子はまた、子供たちと気軽におしゃべりするなど、リラックスした様子だったという。

とはいうものの、実はこの日の朝、急性白血病を患う6歳の男の子が、英ITVニュースのインタビューで「(王子に会ったら)僕は『王子、(今日は)服を着てくれてよかった』と言うんだ」と話していたところ。王子はこれを知ってか知らずか、イベントの席で、「子どもたちやご家族、看護師やドクター、介護をする人たちやボランティアの方々といったお集まりの皆さま、あなた方の素晴らしさを言葉にするのは難しいです。(中略)ですが、人前に出るのをためらってはなりません。僕は迷うことなくやってみせますよ」と、騒動を思い起こさせるようなコメントで周囲を笑わせる余裕をみせた。

一連の騒動に関しては、当時利用したホテルの宿泊代金やキスした女性の"暴露"など、新たな報道が続いている。だがスキャンダルさえも笑いに変えてしまう王子の手腕には感服するばかりだ。