2012年10月4日にPS3/Xbox360で発売が予定されているカプコンのサバイバルホラーアクション『バイオハザード6』。

今回はいよいよ最終回、ジェイク編の体験版プレイレポートである。

ホラー色の強いレオン編、アクション色の強いクリス編、その2つを融合したのがジェイク編と言えるかもしれない。

ではまず、気になるストーリーから紹介したい。

(第1回レオン編はこちら、第2回クリス編はこちら)東欧の紛争地域「イドニア共和国:Edonia」。

ジェイクは、傭兵として反政府軍に参加していた。

過酷な戦場という環境、先の見えない泥沼のような戦況。

それらが、傭兵たちの心を静かに蝕んでいく。

それを見透かしたかのように、 戦意高揚を謳う栄養剤が配布される。

投与後間もなく体が変形し、暴れ出す傭兵たち――そんな不可解な状況にあったが、 ジェイクにだけはなんの変化も起きない。

そして、襲いかかってくる傭兵を退けたジェイクの前に合衆国エージェントの女性「シェリー・バーキン」が現れる。

「世界を救うため一緒に来てほしい」シェリーはそう彼に告げる。

対するジェイクは「始めに前金で20万ドル。

残りは終わった後。

ちなみにB.O.W.は別料金。

一体1000ドルだ」と、突然の話にも動じることなく、飄々と言い放つ。

反政府軍とBSAAの激しい戦闘の真っただ中、”C-ウィルス”の投与により変異した反政府軍の傭兵たち、それに立ち向かうBSAA。

銃弾が飛び交う戦場を、危険に肌を焼きながら駆け抜けていく二人――そして、ジェイクは”アルバート・ウェスカー”から引き継いだ”呪われた血” が自分に流れているということを知ることになる。

第1作『バイオハザード』を彷彿とさせるホラーテイストあふれる演出が魅力的なレオン編、『バイオハザード5』の流れを汲むアクション性の高さが特徴的なクリス編と紹介してきたが、ジェイク編は開始すると、いきなり捕縛者が迫り来るという、『バイオハザード3』を思い出す展開が待っている。

ダッシュで逃げないと速攻でゲームオーバーになってしまうのには少々驚くが、巨体でありながらスピーディーな動きと、不気味な隻腕のアタッチメットで迫り来るB.O.W.「ウスタナク」は、静かで暗い建物内を歩くことでじっくりとした恐怖を感じさせるレオン編とはまったく異なる、”追われる怖さ”に満ちているのが最大の特徴だ。

体験版での終盤ではウスタナクと直接対決となるが、少しでも油断すると突進や隻腕のアタッチメットで多大なダメージを受けることになる。

ダメージの回復には、シリーズでおなじみになっている回復薬「ハーブ」が活躍することになるが、この使い方が今までとは大きく変化している。

ハーブを使うためにはタブレットにして、ケースにストックするという手順が必要となる。

少々手間ではあるが、タブレットにしたハーブはワンボタンで使用可能とウスタナクから逃げながらでも回復できる、というシステムは、タイトルを重ねるごとに進化していった、スムーズな回復手段と言えるだろう。

また、ウスタナクとの直接対決の前には建物内をじっくりと探せば、武器や弾薬、ハーブを発見できる。

ウスタナクは非常に強敵ではあるが、建物内のドラム缶を撃って爆発させれば大ダメージを与えられる。

建物内の探索も配置物の活用も3DアクションゲームやFPS、TPSではオーソドックスな手段といえるが、アイテムを探すドキドキ感、見つけたときのうれしさ、強敵をどう倒すか頭をひねる楽しさは、いつまでも変わらない『バイオ』らしさ、でもある。

製品版では、ホラー、アクション、戦略性を見事に融合したものをぜひとも期待したいところだ。

レオン、クリス、ジェイクのストーリーはそれぞれが交差するポイントがあるようで、各主人公の行動がそれぞれにどう影響するのか、未曾有のバイオテロはどう集約していくのかも気になるところ。

初代の雰囲気を受け継ぎ、建物内を歩き回る密閉空間での怖さを演出し、ホラー色が非常に強くなっているレオン編、緊張感のある銃撃戦とマップの随所でアクションが発生とバイオ5の流れを汲むクリス編、バイオ3の追跡者を彷彿とさせるジェイク編と、過去最高のボリュームとなりそうな内容だけに、発売がいまから楽しみである。

『バイオハザード6』の体験版は、PS3/Xbox 360のオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ』の限定特典として付属。

専用のコードを入力することでダウンロードできる仕様となっている。

Xbox 360版は7月3日よりダウンロードを開始。

PS3版については9月4日より開始予定だ。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.