高速トリビア (11) 1年間で地球約493周分を走る、 ハイウェイパトロールカーに迫る

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交通管理隊の巡回に欠かせない相棒とも呼ぶべき、黄色いボディが特徴のハイウェイパトロールカー。

パトロールカーを走行させながら、車内から肉眼で路面をチェックしたり、車上感触(乗り心地やハンドル感覚、衝撃や振動)をもとに高速道路の安全面を日常的に確認しています。

巡回に加え、事故が起こった時や障害物の通報があった時などにも緊急出動します。

交通管理隊は高速道路を巡回し、安全と円滑な交通の確保を図ることを業務としています。

NEXCO東日本によると、パトロールカーが1年間に走行する距離は約1970万kmで、これは地球約493周分、地球と月の間を約26往復する距離になります。

交通管理隊員一人あたりでは、年間約2万2千km相当の距離を巡回しているので驚きです。

さらにNEXCO中日本によれば、管内での2011年度に巡回した距離を延長すると約1300万km、一日あたり約3万6千kmを巡回していることになります。

これは毎日地球を1周しているのとほぼ同じ距離なのです。

しかも今年から新東名高速道路が開通したので、距離はさらに伸びることは確実です。

普段よく目にするパトロールカーの車内がどうなっているのか、一度は気になったことありませんか?基本的な部分は一般の車両と同じですが、前席部分に、(1)無線装置、(2)拡声装置、(3)車両上部の標識を点灯させる標識操作装置を設置しています。

これらはすべてのパトロールカーに設置してあります。

後部座席やトランク部分には、高速道路で発生するさまざまな事象に対応するために数十種類の器材を積んでおり、重さは約200kgにもなります。

道路の特性によって積載する器材も異なっていて、長大トンネルのあるところでは、万が一のトンネル火災に備えて酸素呼吸器を積んでいる場合もあります。