【優待の裏ワザ1】『ネットマネー』編集部員が自腹でウワサの「優待クロス取引」をやってみました!(後編)
相場が悪いときは配当や株主優待をもらって地味〜に楽しむのが一番!特に9月はオイシイ株主優待付き銘柄の権利確定日が集中しているからファンならずともガンガン取得したいところだ。そこで今月は、マニア10人に「優待の裏ワザ」を徹底取材。銘柄ごとの優待内容は今やネットで検索できるから、ひたすら裏ワザ!上級ワザのクロス取引にも編集部員が挑戦‼


高額の逆日歩が怖いなら…一般信用を使え!

[麗香] カブコムだと、カゴメは一般信用でも制度信用でも売り取引ができるけど、どっちを選べばいいの?

[臼田] カゴメの信用情報を見ると逆日歩が1株当たり0.05円。あくまで昨日の実績ですが、信用売りすると100株で1日5円ということ。カブコムの場合、信用売りの貸株料が制度信用より一般信用のほうが0.35%割高。それでも、逆日歩を考えると一般信用がおトクですね。

[タケ] カゴメ・クロス完了!

[臼田] あとは、権利落ち後にクロス取引を「品渡し(現渡し)」で決済しましょうね。

[タケ] ふぅ〜、汗かいちゃったことだし、居酒屋にでも。

[麗香] カゴメのトマトジュースでダイエットのはずじゃ!?

[タケ] うるざぁい! 9月末の優待品が届くのは11〜12月ごろ。それまではビ〜ル〜。

[麗香] いいかげんにせぇよ!





超大切なポイントもうひとつ。
「建玉可能額」が足りなくなりました。そんなときは、「代用有価証券」

信用取引の保証金には現金だけでなく、証券口座内に保有している現物株も「代用有価証券」として使うことができる(カブドットコム証券の場合、投資信託も代用可能)。この場合、保有株は時価評価額の80%の現金同等物とみなされる。

たとえば、現物株を保有していれば、その株を担保にして優待クロス取引の信用売りをすることも可能。

信用取引というと、少ない元手で大きな金額を動かす「レバレッジ取引」が代名詞で怖く感じる人も多いはず。でも、現物の買いと信用の売りを上手に組み合わせることで、資金効率よく、有利に優待をゲットすることもできるのだ。

株式は「80%」の掛け目で保証金に。

【先生はこの方!】臼田琢美さん カブドットコム証券

ネット証券創生期から業界を見続けてきた。「逆指値」など画期的サービスを提案した株式投資の大啓蒙家だ。


【自腹切りました】タケチャンマン

永遠の“ネットマネー1年生”。自腹投資では本来、低位株が好みだが、今回は優待株のクロス取引に初挑戦。


【監視役は】綾小路麗香

編集部で最も恐れられている自称「美人のお嬢さま」。タケを下僕のように扱う。株の取材歴は10年超だが、トレードは……。


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この記事は「WEBネットマネー2012年10月号」に掲載されたものです。