2日に行われたセリエA第2節で、インテルはホームでローマに1−3と敗れた。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は試合後、次のように分析している。

「2−1とされてからのペースダウンが気に入らなかった。私は、いずれにしてもインテルは試合をコントロールしていたと思うんだ。前半の大半がそうで、後半も正しい姿勢で戻った。それから(パブロ・)オスバルドがカウンターから素晴らしいゴールを決めた。まさに電光石火の、強烈な一発だったね。ここは考えなければいけない」

「2−1となってからはうまくいかなかった。戦術や技術というより、精神的な面だ。2点目のゴールは(フランチェスコ・)トッティのプレーから生まれたが、我々のミスでもある。ただ、責めることはできない。ここが悔やまれるところだったね。(フィリペ・)コウチーニョが入ってからも、我々が危険なプレーをすることはなかった。そして3点目を許し、それで勝負が決まったんだ」

「たくさんのポジティブなことと、やらなければいけないことがある。例えば、(アルバロ・)ペレイラはそのクオリティーを見せてくれた。今はこのページをめくらなければいけない」

インテルはアウェーで無失点だが、サン・シーロでは3試合で7ゴールを許している(ヨーロッパリーグ予選含む)。

「試合をしっかりと分析しなければいけない。前半も、ローマがカウンターで危険だとは感じなかった。2−1になってからはそう感じたね。距離感を失ってしまった。その点は働きかけなければいけない」

最後に、ローマMFアレッサンドロ・フロレンツィについて、ストラマッチョーニ監督は「ローマのプリマヴェーラ時代に、私は彼に出場機会を増やし続けていったんだ」と述べ、同選手に賛辞を送っている。

一方、キャプテンのMFハビエル・サネッティは、この日の敗戦について、次のように話した。

「相手がうまくスペースを生かしてくることは分かっていた。ただ、今夜はあまりにスペースを与え過ぎてしまったんだ。後半、よりうまくいくかなと期待できたときに、彼らの追加点が決まった。全員で何があったかを探らなければいけない。まだ始まったばかりだ。伸ばしていくところも、修正すべきことも、たくさんあるんだよ。新しい選手たちもたくさんいるし、監督が求めるものを理解し、それを実践しなければいけない。勝利を取り戻すためにね」

「ローマはとてもコンパクトなチームであることを示した。かなりやるんじゃないかな。僕らもそうなれることを願おう。ローマにはカップ戦がない? そうだね。それはアドバンテージだ」