″感触″で訴える新ショップ「スムースデイ」神宮前にオープン

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 「肌にあう、が見つかる。」をコンセプトに掲げた表参道エリアの新ショップ「smoothday(スムースデイ)」が8月30日、オープンに先駆けて初公開された。創業88年の生地メーカー小野莫大小工業(小野メリヤス)と、パリで経験を積んだデザイナー杉原淳史ら若手クリエイターが「触り心地」という観点から展開をスタート。オープンに合わせショップ名と同名のブランドが立ち上がり、デビューコレクションでは小野メリヤスが手がける2000種類以上の素材の中から厳選した19の素材で仕立てたTシャツやカーディガン、ジャケットなどを販売する。オープンは9月3日。 感触で訴える「スムースデイ」オープンの画像を拡大

 コンセプトショップ「smoothday」は、小野メリヤスと杉原淳史、EDING:POSTの加藤智啓、14sdの林洋介を中心に立ち上げられた。店舗面積は約45平方メートルで、シンプルで優しい色調の内装は林洋介が担当。杉原淳史とは文化服装学院アパレルデザイン科でクラスメイトだったという加藤智啓は、素材の魅力を知ってもらうために「いかに生地に触れてもらうか」を軸にアートディレクションを展開。「スリーブサンプル」と呼ばれる製品と同じ素材を使用した袖部分のみのサンプルアイテムや、店内に配置されたクッションのポケットに同じ素材で製作された製品のタグを付けるなど様々な工夫を通じて布本来の良さを発信する。 発起人となる「smoothday」のデザイナー杉原淳史は、文化服装学院で学んだ後、フランスに渡り一流メゾンでデザインやパターンの技術を磨いてきた。在仏中に小野メリヤスの特許素材「コズモラマ」に出会い、「一生こんな生地に囲まれていたい」という思いから多くの人にその魅力を伝えることを目指し帰国後、同社の協力のもと今回のショップ出店につなげたという。オープン時は来店者のワードローブの第一歩として19種類の生地を使用したベーシックなアイテムをラインナップ。Tシャツやアンダーウェア、カーディガン、ブルゾン、ジャケットなどトップスを中心にそろえる。肌触りの良さを多くの人に実感してほしいという思いからカラーバリエーションや型数は多くそろえ、価格はTシャツが6,000円代〜、ジャケットが3万円代〜。デビュー時はユニセックスのデザインが特徴だが、今後はワンピースなど展開数を拡大していくことでメンズ、ウィメンズとライン別にそろえていきたいという。ショップのオープンを前に、杉原淳史は「生地を通してデザイナーとお客様が同じ立ち位置で対話し、着ることの楽しみや"肌に合う"という本質的な価値を共有できれば。お客様の歩幅に合わせ、季節の移り変わりを感じながら服をつくっていきたい」とコメント。杉原は店内奥に併設されたアトリエで創作活動する他、店頭での接客販売も担当する予定だ。■smoothday 住所: 東京都渋谷区神宮前3-7-11島名ビル1階 TEL:03-6434-5910 ※9月3日から開通