恋愛勝ち組になる! (37) 男性は魔法使いになれるのに、女性は何にもなれないじゃないの!

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いつの時代も恋に悩める男女は多いもの。

ここでは、弊誌人気連載「理系のための恋愛論」の酒井冬雪先生が、皆さんの恋愛に関する悩みにお答えします。

恋愛に悩んでいる人、まずは先生に相談してみましょう! 26歳女性会社員です。

派遣の仕事を大学卒業してからずっとしてきましたが、派遣先の女性の先輩に嫌がらせをされ、今は「3カ月だけ」と決めて家事手伝いです。

ご相談したいことは、「年齢=彼氏いない歴」であることです。

別に彼氏なんていなくても、アニメを見たり、好きなアイドルのコンサートとか行って満足だったのですが、ふと、「男性は30過ぎれば魔法使いになれるのに、女性は何にもなれないじゃない」と気づき、焦りだしました。

趣味友は男女問わずいますが、彼らをそういう目で見たことはないし、そもそもどうやって彼氏を作るのかわかりません。

というか、恋愛の「好き」という感情と、アイドルに抱く「好き」という感情が同じなのか違うのかもよくわかりません。

こんな私はまず何から始めればいいのでしょうか。

お気持ち、すごくよくわかります。

私も、本やマンガを読んだり、好きなアイドルのコンサートに行き、女友だちとキャッキャしたりして、十二分に楽しいタイプです。

最近じゃもう、女同士でキャッキャしたいがためにこのアイドルが好きなんじゃないかと、どっちがどうだかわからない状態です。

ホント、男性が魔法使いなら、女性はオルレアンの乙女とか、ティンカーベルとか、マリア様になればいいと思います。

それはさておき、相談者さんと同じようなお悩みを持っている方、とても多いんですよ。

友人も、職場の後輩の女の子から相談者さんと同じような悩みを相談されたことがあって、私に「どうすればいいと思う? 」と話をふってきました。

そのときに友人が、「私たちの年代だと、周囲が恋愛して彼氏をつくっているのに、自分は何もしていないのはまずいかも。

とにかく、彼氏というものをつくるようがんばってみるか……と思い、別に好きな男子がいなくても友だちの紹介とかでとりあえず付き合ってみたりしたよね」と言っていて、私も深く深くうなずきました。

「そうそう、私もそれだよ。

みんなが知っていることを自分が知らないのはまずいと思って、とりあえず告白してきてくれた男の子と付き合うみたいな」。

そんな感じです。

でも相談者さんのように、今どきの若い女の子は「周りがみんなそうだから」に振り回されていないように感じます。

自分は自分。

クラスメイトの大半に彼氏がいようと、「私は今、そういう時期じゃない。

自分にはやりたいことがある」というような強い自分があるんです。

うらやましいことです。

そしてまた、男の子がぜんっぜん告白してくれないですから。

恋愛のチャンスは自分で見つけ出し、掴み取らなければならないと思います。

人間って、なぜか不思議なもので、自分は1人でも平気と思っていても、年齢を重ねていくうちに少しずつ寂しさを覚えるようになるものです。

ですから、たいていの人が「彼氏……いたほうがいいよね」と、なんとなく考えるようになるのかもしれません。

相談者さんは、ご自分の周囲の趣味友男子にはそういった気持ちが湧かないといいますが、趣味友の中で「この人と一緒に生活したら楽しそうだし、安心できそう」と思える人がいないかどうか、ちょっと見極めてみてほしいです。

どうしてかというと、相談者さんも、たぶんあまり一目ぼれをするタイプではないと思うんです。

となると、恋愛は友情や信頼関係から始まったほうがいい気がします。

男としての「好き」と、相性が合う男の人が一致しているとは限りません。

ですので、趣味友の中から、気が合う人、笑いのツボが一緒な人、イヤだと思うことが共通している人を探してみてはどうでしょう。

誰と相性がよさそうかわからなかったら、女子同士で「あの中の誰かと結婚しなきゃいけないとなったら、誰? 」と話し合ってみてください。

たぶん、みんなの意見が一人に集中するはずです。

その人を狙っていくのもいいですし、そういったタイプの人を探してみようとしてもいいかもしれません。

若いころから恋愛一筋で恋愛に目を向けてきた女の子と、これからスタートする女の子とでは、どうしても男子を見る目の肥え方が違ってしまっています。

もし、お友だちに超恋愛体質の女性がいたら、その子に「私はどんなタイプの男性があっていると思う? 」とたずねてみるのも1つの手です。

まずは、自分にはどんなタイプの男性が合うか、自分と対話をしてみて、趣味友の中から(男として好きはちょっと置いておいて)、「この人といると楽しい」タイプをみつけてみるといいと思います。

素敵な”気づき”が訪れることを願っています。

イラスト: のでこ