舞台版「ビーナスファンタジスタ」キャスト陣

 8月29日、舞台版「ビーナスファンタジスタ」の初日を迎え、齊藤夢愛らキャスト陣が初日の公演前に意気込みを語った。
 この舞台は、モバゲーの人気ソーシャルサッカーゲーム「ビーナスファンタジスタ」を舞台化。注目の若手女優・アイドルたちがサッカー選手となり、少女たちの心の葛藤を描いた作品。公演期間中にはゲーム内のイベントなど様々な連動キャンペーンも実施される。
 齊藤夢愛さんは「初めて主演という役をいただいて、すごい嬉しさもあるんですけどすごい不安もたくさんあって、でもこの役をいただいてとっても誇りに思っていて、この役を最後まで全力で演じ切ろうと決めてこのステージに立ちます。普段笑ったりすることが大好きなので、橘ルイは心を閉ざす役で難しいなと思ったんですけど、グッと感情を押し殺し役に挑んでいます。みんなでしかできない舞台なので、私たちのパワーで伝えたいなと思います。」
 浜田翔子さんは「今回、一番年下の役なんですけど、この中だと(年齢が)上の方なんですよ。ちょっとキャピキャピ感を出しつつ、ガッツな感じでがんばりましょうこしたいと思います。」
 永作あいりさんは「年下の子が多くて、初舞台の子が結構多かったんですけど、アイドル舞台と思われがちな舞台だと思うんですけど、そう思われないくらい皆のチームワークが一致団結した熱い稽古をやってきたのでこの公演を頑張りたいと思います。」
 真菜さんは「女の子だらけの舞台が初めてなのですっごい緊張して稽古場に入るだけでドキドキしてて、すごいみんなサポートしてくれて、ここまで元レディース総長の怖い役なんですけど、今日も怖くできてたよみたいな感じで言われて助けられました。みんなと一緒に本番も頑張っていきたいと思います。」
 佐藤さくらさんは「私自身がサッカー大好きで作品もすごい大好きでチームが一致団結することだとか、みんなが1つの夢に向かって頑張っていく彼女たちの一生懸命なところが最初から最後までたっぷり詰め込まれてます。千秋楽まで一生懸命駆け抜けたいと思います。」
 吉橋亜理砂さんは「この仕事を始めさせていただいてから2か月とちょっとしか経ってなくて、正直・・・、正直どうしたら良いか不安がいっぱいで、怒られるのも怖くてどうしたら良いか分かんなかったんですけど、今日までここまで来れて良かったなって思ってます・・・。精一杯できる限り頑張りたいと思います。」と号泣しながらコメント。
 山崎佑奈さんは「演技のお仕事自体初めてなんですけど、役的にも先輩を突き飛ばしたりするんですけど、もっと緊張しちゃって不安がいっぱいだったんですけど、態度が大きいので背は低いけど本番は態度を大きく頑張りたいと思います。」
 高橋明日香さんは「司令塔のエースの役なんですけど、しょっぱなで怪我をして松葉づえをついてるので、エースらしいところは無いんですが、感情のアップダウンが激しくて、そこが一番苦労したところでした。すっごい可愛い女の子たちがいっぱいいるのにも関わらず、掴み合いのケンカをしたり、水ぶっかけられたり殴られたりそういう激しい感じを、みんな惜しみなく出してるのでそこを注目して見ていただけたらなと思います。」
 涼本めぐみさんは「普段メガネをかけるのは黒板が見えない時だけなんですけど、この舞台では伊達メガネをしてメガネっこ役ということで、本当は頭の良い役の予定だったんですけど、だんだんそんなことも無くなって、今ではイキイキとやらせていただいてます。セリフに『学生の頃のあだ名は二宮金次郎です。』というところがあって、(ユニフォームのシャツを)インするかどうか迷ったんです。でも、インすると胸と股間が強調されるので今はインしてないんです。」とコメント。しかし、演出の小川信太郎氏より『1回インしてみたら』の言葉にシャツをイン。ちなみにあだ名が二宮金次郎ということで賢そうに見えるようにするため、シャツをインしているとのこと。